Apple 銀座のビル、2022年9月から建替え工事。完成は2024年末の予定

Apple 銀座 アンジェラ・アーレンツ氏
 
Apple 銀座の入居する建物が、2022年9月から建て替え工事に入る、と建設業界専門紙が報じています。新しい建物の完成は、着工から2年3カ月後の2024年12月末と予定されています。

2022年9月から建替え工事に

先日、Apple 銀座がリニューアル工事されるようだとお伝えしましたが、建設通信新聞が、Apple 銀座の入居するサヱグサ本館ビルの建て替え工事の詳細について報じています。
 
サヱグサ本館ビルの建て替え工事は、2022年9月に着工し、今から約3年後となる2024年12月末の竣工を目指す計画で、鹿島建設が担当します。鹿島建設は、1967年竣工当時の同ビルの建築と、Apple 銀座の入居に合わせて実施された大規模リニューアル工事も担当しています。
 
竣工から約54年が経過したサヱグサ本館ビル(地上8階、地下2階)は、地上10階、地下2階に生まれ変わります。新しい建物の用途は物販店舗、サービス店舗、事務所とされています。

18年前のオープン当時、多くの建設賞を受賞

2003年11月30日のオープンから約18年が経過したApple 銀座は、世界各地のApple Store旗艦店舗と同様、日本を代表する高級ショッピングエリアに立地しています。
 
ガラス張りのファサードが斬新な銀座のランドマーク的存在のApple 銀座とサヱグサ本館ビルは当時、多くの建設賞も受賞しています。
 
2018年から5年間での日本国内のApple Storeリニューアル計画を発表したリテール担当上級副社長(当時)のアンジェラ・アーレンツ氏(2019年4月に退任)も、東京への愛着を語ったツイートでApple 銀座を紹介していました。
 


 
この数年でリニューアル工事を終えたApple 渋谷Apple 表参道や、ここ数年でオープンしたApple 新宿Apple 丸の内Apple 福岡(移転)、Apple 京都Apple 川崎と比べると、Apple 銀座のデザインには古さも感じられます。
 
Apple 銀座が、リニューアル後のサヱグサ本館ビルに入居するのかは不明ですが、アメリカ以外で初のApple Storeであり、日本を代表する旗艦店舗として戻ってくることに、今から期待したいところです。
 
 
Source:建設通信新聞, 鹿島建設
Photo:Angela Ahrendts/Twitter
(hato)


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