ユニ・チャームが新たに展開する「大人用おむつカウンセリング」がBodygramのAI身体計測技術を採用

ユニ・チャームが新たに展開する「大人用おむつカウンセリング」がBodygramのAI身体計測技術採用、体に合う紙おむつ選びを支援AI身体計測テクノロジーを提供するBodygram Japan(ボディグラム・ジャパン)は12月7日、ユニ・チャームが新たに展開する「大人用おむつカウンセリング」に同社技術が採用されたことを発表した。これが、Bodygram Japanの初めての介護領域への参入となる。

Bodygram JapanのAI身体計測テクノロジーは、年齢・身長・体重・性別を入力し、服を着たままスマートフォンで体の正面と側面の計2枚の写真を撮ると、その人のボディーラインを自動的に検出し胸囲・肩幅・手足の長さなど全身24カ所の推定計測ができるというシステム。これまでに、アパレル、ライフスタイル、ヘルスケア領域に採用されている。

ユニ・チャームは、大人用おむつの需要が増す一方で、選んだ紙おむつが体に合わないという悩みの声を多く聞いてきた。紙おむつは、少しでも大きすぎると漏れが生じ、小さすぎると皮膚を圧迫してしまうため、慎重にサイズを選ぶ必要がある。そこでユニ・チャームは、2018年にチャットボットを使った「大人用おむつNAVI」を開設し、24時間体制で相談の受け付けを開始した。すると4年間で相談件数は4倍にも増えたという。ユニ・チャームが新たに展開する「大人用おむつカウンセリング」がBodygramのAI身体計測技術採用、体に合う紙おむつ選びを支援

そこでわかったのは、大人用おむつを買いに店に来た人の約9割が着用する本人ではなく介護者であり、使用者に相談せずに、普段の洋服や下着のサイズを参考に紙おむつを選んでいるということだった。その結果、体に合わない紙おむつを着用している要介護者が約4割にも上っている。厚生労働省「令和3年度介護保険事業状況報告 月報(暫定版)」によると、2021年9月末の第1号被保険者数は3587万人、要介護(要支援)認定者数は688万人にもなる。

Bodygram JapanのAI身体計測は、ユニ・チャームLINE公式アカウントのチャットトーク機能内にある「最適サイズ診断」で利用できる。スマートフォンで体の写真を2点撮影し、身長・体重・性別・年齢を入力すると、おむつサイズの診断に必要な太もも・ウエスト・ヒップのサイズが自動計測される。これにより、体にぴったり合った紙おむつ選びを支援するとのことだ。

このサービスに対応する商品は以下のとおり。

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