iPhone15シリーズで4機種へのProMotionディスプレイ搭載実現か

iPhone14 series 9TE
 
中国メディアGizchinaが、iPhone14シリーズに搭載される有機EL(OLED)ディスプレイについて、iPhone14とiPhone14 Maxではリフレッシュレート60Hzに留まるのであれば、Androidスマホに比べてその点の競争力は低いと指摘しています。

iPhone14 ProシリーズのみProMotionディスプレイ搭載

iPhone14シリーズでは、iPhone14 ProとiPhone14 Pro Maxがパンチホールデザインのフロントカメラを搭載し、iPhone13 Proシリーズ同様リフレッシュレート120HzのProMotionディスプレイが搭載される見通しです。
 
対して、6.1インチディスプレイを搭載するiPhone14と、6.7インチディスプレイを搭載する新機種であるiPhone14 Maxのリフレッシュレートは、iPhone13シリーズから変わらず60Hzに留まるようです。

供給元が増えないと、全モデルへの搭載は難しい?

iPhone14シリーズおよびiPhone14 Proシリーズ全モデルにProMotionディスプレイが搭載できない理由は、供給元がSamsung Displayのみで、供給数が限られコストも高いからとみられています。
 
そうした点をAppleは考慮しながら搭載するディスプレイを選択する必要があるとはいえ、Androidスマホではミッドレンジモデルでも採用例が減りつつあるリフレッシュレート60Hzのディスプレイを搭載する点は、競争力が劣るとGizchinaは指摘しています。
 
今後、iPhone用のOLEDディスプレイを供給しているLG DisplayBOEも、ProMotionディスプレイを実現するのに必要な低温多結晶酸化物(LTPO:Low Temperature Polycrystalline Oxide)-有機EL(OLED)ディスプレイの製造に着手するようですが、実製品に搭載されるのは2年後と噂されています。
 
それが事実であれば、iPhone15シリーズ(仮称:2023年モデル)まで、全モデルへのProMotionディスプレイ搭載は実現しそうにありません。
 
 
Source:Gizchina
Photo:9TechEleven(@9techeleven)/Twitter
(FT729)


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