米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2021年12月23日、Microsoftが出願している、3つ折りSurfaceスマートフォンと、Surface Neoの折りたたみキーボードに関する特許を公開しました。
3つ折りSurfaceスマートフォン
3つ折りSurfaceスマートフォンに関する特許の名称は「複数のディスプレイパネルを持つデバイス」です。
特許内にはデバイス例として、Surface Duoと似た形状ながら、3つのディスプレイを持つデバイス(下記図表14の1400)が描かれています。
このデバイスには、内向きに折りたたむためのヒンジ(1406)と、外向きに折りたたむためのヒンジ(1410)が搭載されています。
折りたたんだ際の形状はZ字型になることから、Samsungが特許出願中の3つ折りスマートフォンに似たアイデアです。
ただし、Samsungの3つ折りスマートフォンは1つのディスプレイをZ字型に折りたたむのに対して、Microsoftのデバイスは3つのディスプレイ(1402、1404、1408)をヒンジで繋げたものになるようです。
Surface Neoの折りたたみキーボード
USPTOが公開したもう1つの特許は、Surface Neoの折りたたみキーボードに関するものです。
下記図表4Aには、折りたたみキーボード(404)がデバイス底面に描かれています。
このデバイスにはキーボードの位置と状態を把握するためのセンサーが搭載されており、底面側にある際はキートップが押された場合も反応しません。
折りたたみキーボードを使用する場合は、回転させ、図表4Eのようにディスプレイ上に位置させるとタイピング可能になるようです。
キーボードで覆われていないディスプレイ領域はMicrosoftがWonder Barと呼ぶサブディスプレイとして活用されそうです。
Source:USPTO (1), (2) via Patently Apple
Photo:Microsoft
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-429523/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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