ボリュームあるダウンにはスリムなバックパックを合わせてスッキリ都会的な雰囲気に!

今年の冬もダウンジャケットは人気のアイテム。

ですが、アウトドア由来のダウンアウターは暖かさを保つためにシルエットが大きくなりがち。そこに、いつものバックパックを合わせると、ボリューム過多でボテッとした印象になってしまいます。

できることならスッキリさせい。

だけど、PCも持ち歩きたいし、トートバッグにして片手が塞がるのはできれば避けたい。そんなわがままな条件を叶えてくれるバッグがありました。都会的なデザインと普段使いにマッチした機能性で、以前から気になっていたバッグブランド、Aer(エアー)の「Slim Pack BLACK」(1万9800円)です。

マチ幅が9cmと超スリムで、しかもPCも持ち運べて、撥水性の高い生地を使っているため突然の雨でも心配なし。丸みのあるシルエットのダウンに対して、スクエアなフォルムというのも◎。

実際にダウンジャケットに合わせて背負ってみました。

 

■色違いとサイズ違いで試してみた

▲サイズ:H41×W29×D9cm 重さ:800g、容量:8.5L

Aerの中でも“Work Collection”にカテゴライズされる「Slim Pack BLACK」は、ビジネスシーンにおける日々の必需品をスマートに収納できて、さまざまな場所で仕事をするリモートワーク中心の人や都市で生活する人向けのミニマリスティックなバックパックです。

合わせたのはナンガの「オーロラダウンジャケット」(4万4000円)。まるで同ブランドのダウンシュラフを着ているような暖かさと、ダウンの弱点である水濡れを防いでくれる透湿防水素材を併せ持つ人気のダウンジャケットです。フルジップを閉めてフードを被った時の暖かさは格別!

▲左:「Slim Pack BLACK」 右:「Day Pack 2 BLACK」サイズ:H43×W30.5×D14cm、重さ:1300g、容量:14.8L

そんな「オーロラダウンジャケット」はブラックとコヨーテを、バッグはサイズ違いで「Slim Pack BLACK」(1万9800円)と「Day Pack 2 BLACK」(2万4200円)を用意。4パターン組み合わせを試してみました。

▲左:ブラック×「Slim Pack」 右:ブラック×「Day Pack 2」

▲左:コヨーテ×「Slim Pack」 右:コヨーテ×「Day Pack 2」

厚みの出やすいダウンとバックパックが同じブラックの場合、メリハリが出にくくボテッとした印象になりがち。逆に、色違いになればバックパックのブラックで引き締める印象になります。

バックパックのサイズに関しては、どれだけのものを持ち運ぶかが大事になってくるので、一概にどちらが良いとは言えませんが、ダウンをスッキリみせるという意味や写真映えするという意味では、今回のコーデの中では“コヨーテ×「Slim Pack」”のバランスが一番好みでした。

また、最近はできるだけ荷物を減らしたいと思っているので、これくらい容量に制限がある方が荷物のスリム化も実現しやすいかも。

バッグが大きいと、どうしてもいろいろ持ち歩きたくなってしまうんですよね…。

 

■“スリム”とは言え、どれだけモノが入るの?

スリムと言っても荷物が入らなければバッグの意味がありません。ですが、“ビジネスシーンにおける日々の必需品をスマートに収納”というコンセプトだけに、収納という意味でも充実しているのがこの「Slim Pack BLACK」。

起毛素材が使われたPCスペースは、クッション性も高くPCをしっかり保護。またPCをホールドするために、あたりが良く伸縮性のあるパッドが使われているので出し入れしやすい。PCは15.6インチサイズまで対応。書類などの収納に最適なスリーブもついています。

フロント側には小物を収納できるポケットを装備。充電器やペンなど小物を入れておくのにぴったりです。

フロントとPCポケットの間のフリースペースにはユニクロのウルトラライトダウンが収納できました。収納袋にパッキングして筒型にしてしまうと厚さが出て入らないのですが、畳んでならOK。スリムながら薄手のアウターが入るのはうれしいポイントです。

電車など前抱えの時に出し入れしやすいポケットをバッグ上部に配備。スマホなどの収納にぴったり。最近ではこのようなスマホを取り出しやすいポケットもスタンダードになってますね。

フロント表面の素材には、耐摩耗性のある“840Dナイロン”の表面にカーボネートポリウレタンコ ーティングを施した生地を採用。撥水性を高めるとともに、マットで都会的な印象を与えます。

 

■さまざまなシーンで使いやすいデザインとサイズ感

厚さ9cmでスリムなためカフェでリモートワークする時にも邪魔になりにくいサイズです。

ブリーフバッグのように横持ちもできるサイドハンドル付き。ジャケパンスタイルなビジネスシーンにも合わせやすくなっています。

背面にはスリーブがついているため、ショルダーベルトをスッキリ納められます。また、背面のスリーブはスーツケースのハンドルにさしてセットするのベルトとしても使用可能です。

*  *  *

今回試した中では“コヨーテ×「Slim Pack」”の組み合わせが好みでした。もしバッグもダウンも黒がいいという人は、パンツをスキニーにするなど上下でシルエットにメリハリつけてみてください。足首など細い部分を強調することで、ボテっとした印象がなくなりますよ。

Aerは、ミニマルなデザインにより服装を選ばない汎用性の高さも魅力のブランド。そして「Slim Pack Black」は白シャツなどシンプルな服装にも合わせやすく、通年を通して重宝するバックパックです。

>> Aer

 

<取材・文/宇田川雄一

宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。

 

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