急速に進んだキャッシュレス化に伴い、数年前から“ミニ財布”が人気です。これで十分という人もいるでしょうが、中には使いづらくて結局長財布に戻ってしまった、ミニなはずなのに現金やカードを入れすぎてミニじゃなくなった、なんて人もいるのでは。完全なキャッシュレスがまだまだ難しい生活スタイルの人にとっては、ちょっと小さめぐらいが現実的な選択肢なのかもしれません。
そういったニーズを受けてか、最近新たに登場した財布の中には、あえてミニと謳わずないものも増えています。
また以前より財布は、その人を現すものだと言われることも多いアイテムです。だからこそ、頑丈で質感の高いレザーブランドを選ぶ人もいます。
ミニ財布ブームがひと段落し、キャッシュレス化の現実も見えてきたいまだからこそ、自分の生活スタイルに合った財布を選びたいところです。また財布を変えると気分も変わったりします。新しい年がスタートした今だからこそ、心機一転で新たな財布にしてみるのもいいのかもしれません。
そこで、最近発売となったさまざまなスタイルの財布を5つご紹介します。自分にぴったりの財布が見つかるかもしれませんよ。
1. 長財布を最小化!
現金の出し入れを考えると、長財布が最もストレスがありません。でも大きさが気になるのであれば、この「SION」はいいかもしれません。最も大きなお札である1万円札に合わせたサイズなので、使い勝手や収納力は長財布、でもサイズはスマホ+α程度。ミニマムな長財布と言えばいいのかもしれません。ファスナーではなくフラップタイプで、小銭入れは大きなものが外側に付いている点もいいですよね。
>> 1万円札がピタッと入る“長くない長財布”のサイズ感がちょうどいい!
2. 神業的構造で小ささと薄さを実現
うってかわって、こちらはまさにTHEミニ財布といった雰囲気の「Hitoe Fold Less」。二つ折りの構造で、畳めば正方形。カード3枚収納時はなんと厚さは約7mmと、とにかく小ささ薄さにこだわっています。内部構造も凝っていて、小さなスペースを余すことなく使い切り、小銭入れやカードポケット、札入れを配置。使い勝手も損ねることなく、まるでパズルのようにキレイに収まるようになっています。
>> こんなに薄くて小さいミニ財布なのに札も小銭もカードもちゃんと入ります
3. ブライドルレザーの定番スタイル
日本のレザーブランドとして数多くの革鞄や革小物を作り続けている土屋鞄製造所。その新作は、イギリス伝統の高級革“ブライドルレザー”を使用した、その名もずばり「BRIDLE」シリーズです。二つ折り長財布やラウンドファスナー式長財布、そしてコインパースなど、定番小物をラインナップ。頑丈なだけでなく、使い込むほどに色が変わっていくブライドルレザーを長く使って、自分だけの風合いに育ててみるのも楽しいかもしれませんよ。
>> 手に伝わる質感に愛着が湧く土屋鞄のブライドルレザー“春財布”
4. AirTag対応で万が一に備える
現金は持つ必要なし。でもカードは必要。そんな人には、Appleの失くしものタグ「AirTag」をぴったり入れられる「NOMAD Card Wallet Plus」と「NOMAD Card for AirTag」を併用してみては。厚みのある「AirTag」をカード型にして、それを入れられるポケットが付いています。財布を失くした時、もちろん現金がなくなるもの痛いですが、それよりもカードの紛失が最も困りますよね。だからこそ追跡できる「AirTag」で万が一に備えておきたいところです。
>> 結構分厚いAirTagを財布に入れたいならやっぱり対応設計がいいかも
5. スマホとミニ財布を合体!
常に肌身離さず持ち歩くものといえば、今はやはりスマホですよね。だったらスマホに、邪魔にならない財布を合体させれば便利かも。そう思った人は、キングジムの「ウォレカ」がいいかもしれません。シールでスマホの裏面にレールパーツを装着し、そこに「ウォレカ」を回転させながら装着する仕組みです。付け外しが簡単なので、必要な時だけ装着するなんて使い方もできますよ。
>> 着脱はクルッと回すだけ!スマホと簡単に合体させられるミニ財布
<文/&GP>
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