CPUやGPUなどの性能測定ができるAnTuTuベンチマークに、バッテリーに関するテストをおこなう機能が追加されました。
バッテリーの推定容量だけでなく、充電中の供給電力や温度の推移を確認でき、充電環境の改善にも役立ちそうです。
AnTuTuベンチマーク V9.2.7で追加されたバッテリーテスト機能
バッテリーテスト機能が追加されたのはAndroid向けのAnTuTuベンチマークアプリV9.2.7からです(本記事執筆現在の最新はV9.2.8)。
iOS版のAnTuTuベンチマークアプリは現在V9.0.6となっており、バッテリーテストには対応していないようです。
テストをおこなう際は以下の注意点が表示されます。
- バッテリー残量が30%以下の時にテストを開始し、バッテリー残量がフルになるまでお待ちください。
- テストには純正の充電器を使用するようにし、パソコンのUSBポートに接続しての充電は避けてください。
- 充電状態がリアルタイムに把握できるよう、設定で温度モニター機能をオンにしてください(テスト後にオフにすることもできます)。
- テスト中にテストが中断されないよう、AnTuTuアプリをロックしてください。
また、テスト中はバックグラウンドで電力を消費するアプリをすべて終了することが推奨され、画面もオフにしておく方が良いでしょう。
バッテリーの推定容量、供給電力、温度の推移をチェックできる
このテストで確認できるのは、
- バッテリーの設計容量
- バッテリーの現在の推定容量
- 充電中の供給電力の推移
- 充電中の温度の推移
- 充電時間
といった項目です。
これによりスマートフォンのバッテリーがどれくらい劣化しているかだけでなく、充電器が期待通りの供給電力でスマートフォンを充電しているかや、バッテリーの劣化原因となる高温での充電がおこなわれていないかなどを確認でき、充電環境の改善に役立つでしょう。
Source: AnTuTu via Gizchina
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-433985/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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