2021年のスマートフォン出荷台数に関する統計が発表され、Appleが過去最高のスマートフォン出荷台数を記録したことがわかりました。
業界全体としても2017年以来、4年ぶりに出荷台数がプラス成長となっています。
前年同期比18%増の2億3,790万台を出荷したApple
調査会社のCounterpointによると、2021年におけるiPhoneシリーズの出荷台数は前年同期比18%増の2億3,790万台であり、過去最高を記録したとのことです。
Appleはアメリカ、中国、ヨーロッパ、インド、中南米といった主要市場で成長し、iPhone12シリーズの好調が出荷台数の大幅な増加に寄与しました。
また、iPhone13シリーズは特に中国で人気であり、Appleは2021年第4四半期(10月~12月)にSamsungを抜いて中国スマートフォン市場でトップシェアを獲得しています。
その他のメーカーのなかではXiaomi、Oppo、vivoが過去最高の出荷台数を記録しました。
上位メーカーが大きくシェアを伸ばしたのはHuaweiの出荷台数大幅減とLGのスマートフォン市場からの撤退によるものとのことです。
また、大手ブランドは部品不足を比較的うまく切り抜けたため、シェアの低いブランドからシェアを奪って成長できたという側面もあります。
2021年全体は4年ぶりのプラス成長も第4四半期はマイナス成長
スマートフォン市場全体としては前年比4%増の13億9,000万台を出荷し、2017年以来4年ぶりに出荷台数が増加しました。
ただ、第4四半期だけを見ると6%のマイナス成長となっています。
これは新型コロナウイルスの影響が続いていることと、部品不足が原因です。
特に部品不足がなければ市場の回復はさらに進んでいたであろうとCounterpointは考えています。
今後についてCounterpointは、部品不足が2022年半ばに収束することが期待されており、新型コロナウイルスの流行も落ち着きつつあるため、2022年は順調に出荷台数が増加すると楽観視していると述べました。
Source: Counterpoint
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-434949/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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