Google、第2世代Tensorチップを開発する人材を募集~タブレット向け人材も

GoogleのTensorチップの画像
 
Googleが第2世代Tensorチップを開発するための人材を募集していることがわかりました。
 
また、「コンピューティングの未来はタブレットにある」としてタブレット向けの人材も募集しています。

Qualcommのお膝元でカメラISPの人材を募集

Googleが募集しているのは、第2世代Tensorチップ向けのImage Signal Processor(ISP)を開発するための人材です。
 
ISPはカメラから取り込んだ情報を処理して画像へと変換するための回路であり、高画質での写真撮影に欠かせません。
 
このため、たとえばOPPOはQualcomm製システム・オン・チップ(SoC)にISPが搭載されているにもかかわらず、独自のISPチップを開発して同社のスマートフォンに搭載しようとしています
 
GoogleはISPを開発するためのチームをQualcommのお膝元であるサンディエゴに作っており、Qualcommから優秀な人材を引き抜こうとしているのでしょう。
 
第2世代Tensorチップは「Cloudripper」というコードネームで呼ばれ、Pixel 7とともに今年の後半に発表される可能性があります。

「コンピューティングの未来はタブレットにある」

Googleはまた、タブレットデバイス向けの人材を募集しています。
 
このなかでGoogleは「コンピューティングの未来が、よりパワフルで高性能なタブレットに移行しつつあると確信しています」と述べており、今後もタブレットデバイスに力を入れていくようです。
 
ただ、今回募集しているのはGoogle自身のタブレットを開発するための人材ではなく、他メーカーがAndroidタブレットを市場に投入する手助けをする人材となっています。
 
自らタブレットデバイスを販売するよりも、Androidタブレット陣営を強化することにより首位を独走するiPadを追撃したい考えのようです。

 
 
Source: Android Central, Android Authority
(ハウザー)


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