一般社団法人 アート東京は、株式会社Pocket RD技術協力のもと、NFT マーケットプレイス「Future Art Tokyo Collection(以下、FAT Collection)」のβ版を開発。1月28日(金)にリリースしました。
3月までに、コシノジュンコ氏や天野喜孝氏をはじめ、約200名の若手現代アーティストが出展予定。また、世界遺産二条城の3DCGデジタルレプリカも出展予定です。
さらに、「FAT Collection」から選ばれた作品を展示するNFTアート展覧会「Future Artists Tokyo 2022」をモスクワと東京にて開催します。
仮想通貨不要! 購入作品のAR展示・シェアも可能
「FAT Collection」では、法定通貨のクレジットカード決済による取引ができるため、ウォレットや暗号資産(仮想通貨)は不要。仮想通貨に知見のないアーティストや購入者が利用しやすいサービスとなっています。
また、購入したNFTアートは購入者のマイページに保存され、「FAT Collection」のAR展示機能により、自身のスマートフォンを使って好きなバーチャル空間に展示することが可能。AR展示した作品はSNSなどでシェアし、友人などに披露できます。
AR展示を見た人は、50円から購入できるアイテムで投げ銭をすることも。送られた投げ銭は、NFTアートの作者であるアーティストに還元される仕組みとなっています。
今後は、販売方式や新作情報のチェック機能の追加、「FAT Collection」内での二次流通および著作者へのロイヤリティ還元といったサービス拡張を予定しているようです。
コシノジュンコら著名アーティストが出展
「FAT Collection」には、ファッションデザイナーであるコシノジュンコ氏や、ファイナルファンタジーのイメ ージイラストなどを手がける世界的アーティスト天野喜孝氏らが出展予定。3月までには、約200名の若手現代アーティストのアート作品から製作した3DCGデジタルレプリカのNFTアートを出品・販売するようです。
また、京都市協力のもと製作した世界遺産二条城の唐門の3DCGデジタルレプリカも出展予定。NFTアートによる観光需要喚起や伝統芸能・工芸のデジタルコンテンツ発信・流通による地域活性化を目指します。
執筆時点の「FAT Collection」には、「Painting」や「Sculpture, 3D artwork」、「Caligraphy」などのカテゴリの作品が並んでいました。特に「Painting」は多く、10作品が出展されています。このほか、「Photography」「Installation」「Media Art」などのカテゴリもありました。
そんな「FAT Collection」に出展された作品から選ばれたものを展示するのが「Future Artists Tokyo 2022」。2月24日(木)~3月13日(日)にモスクワの「Cube.Moscow」で、3 月10日(木)~13日(日)には東京国際フォーラムで開催予定です。
なお、「Future Artists Tokyo 2022」は、実物の作品とその作品の3DCGデジタルレプリカによるハイブリット展示となります。
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「Future Art Tokyo Collection」
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/172335
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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