出張手配業務の課題を解決する出張手配・管理SaaS「AI Travel」を提供するAIトラベルは2月2日、第三者割当増資、新株予約権付社債の発行および取引銀行からの融資により、合計約3億円の資金調達を実施したと発表した。引受先は、日本ベンチャーキャピタルが運営するファンドを中心とした複数のベンチャーキャピタルなど。
AI Travelは、「出張手配代行」「出張管理システム」「カスタマイズ」という異なる価値をワンストップで提供するというサービス。乗換案内アプリのように出張の要件を入力するだけで、最適なホテル・飛行機・新幹線を最小限の手間で予約できるという。また、総務・経理向けの管理機能ではすべての情報をリアルタイムに一元管理でき、分析および改善施策の立案・実行もサポートする。
調達した資金は、コロナ禍における感染リスクを抑えた出張、電子帳簿保存法の改正を受けたペーパーレス化・業務効率化など、新たな出張業務管理への対応に向け「AI Travel」の機能アップデートを加速させ、その実現と普及のための組織体制強化を図る。
資金調達の目的
- 出張効率化SaaS「AI Travel」の機能アップデート
- SDGs・ESG経営の要望に対応する機能アップデート
- 官民連携やエンタープライズ企業を対象とする業務DXの推進
- 事業成長を加速させるための開発・営業・アライアンス組織の採用強化
- Original:https://jp.techcrunch.com/2022/02/03/aitravel-fundraising/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Takashi Higa
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