Appleが開発中の拡張現実(AR)や仮想現実(VR)対応のヘッドセットでは、ミー文字とSharePlayが利用可能になる、とBloombergのマーク・ガーマン記者が報じています。
ミー文字とSharePlay
Appleが発売を計画しているAR/VRヘッドセットについて、多人数とのバーチャル会議が可能になり、ミー文字を使うことで人々の表情の変化を見ることができ、実際の会議のような体験が可能になり、参加者が音楽や映画、ゲームを同時に共有できるSharePlayが利用可能になる、とBloombergのマーク・ガーマン記者がニュースレターPower Onで述べています。
AppleのAR/VRヘッドセットについては、専用OS「rOS」や「realityOS」を採用することを示唆する情報が発見されています。
同製品の発売時期は、当初は2022年が予定されていたものの2023年にずれ込んでおり、高精細ディスプレイとM1 Pro並みの処理性能を持つことにより販売価格は2,000ドル(約23万円)を超えるとも噂されています。
ガーマン氏は、AR/VRヘッドセットの開発の遅れにより、発表は2023年の世界開発者会議(WWDC)になるだろう、と予測しています。
Appleの各種技術はAR/VRヘッドセットが目的?
ミー文字は、2018年に公開されたiOS12で利用可能になりました。Appleは2019年に、人物の写真から簡単にミー文字を作成する技術の特許を取得しています。
SharePlayは、2021年10月にiOS15.1の公開と同時に利用可能となりました。
Appleが近年提供しているARKit、「マップ」アプリでのARを活用した道案内、ダイナミックヘッドトラッキング対応の空間オーディオ、LiDARスキャナなどの新技術は、AR/VRヘッドセットでの活用を見据えたものなのではないか、とも噂されています。
Source:Bloomberg via MacRumors
Photo:Apple
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-437900/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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