iPhone15 Proが搭載と噂〜Appleがペリスコープレンズに関する特許出願

iPhone15 concept AD
 
米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2022年2月17日、Appleが出願していたペリスコープレンズに関する特許を公開しました。

高倍率を実現するためのペリスコープレンズ

ペリスコープレンズは、望遠カメラにおいて高倍率を実現するための機構として、Samsung製スマートフォンなどに搭載されています。
 
AppleもiPhoneへのペリスコープレンズ搭載を検討しており、iPhone15 Proシリーズに搭載されるとの噂があります。
 
Appleが出願した特許は、35ミリ判換算で78ミリ〜130ミリの焦点距離になるペリスコープレンズに関するもので、搭載想定機種としてiPhoneに加え、タブレット拡張現実(AR)および仮想現実(VR)デバイス携帯ゲーム機、Macデスクトップ、MacBookなども記載されています。

ペリスコープレンズが図示

下記図表1には、望遠カメラ(100)におけるペリスコープレンズのレンズ構成(102)が記されています。
 
焦点距離(倍率)の変更は、3つのレンズ群(112A、112B、112C)をアクチュエーター(110A、110B、110C)で動かすことで行います。
 
図表3A-Cには、ペリスコープレンズ内で各レンズを動かした様子が示されています。ここでは、図表1で示された固定レンズ(304および312)に対して、3つのレンズ群(304、308、310)の位置が可変することが説明されています。
 
Periscope lens patent 202202
 
特許に記されたペリスコープレンズは、8枚構成になっています。
 
Appleのサプライヤーである台湾LARGAN Precision(大立光)は、iPhone14シリーズの広角カメラ用にプラスチックレンズ8枚構成(8P)の高性能レンズを開発済みと、台湾メディアが報じていました。
 
 
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:Appledsign/Facebook
(FT729)


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA