Apple Storeの従業員、Appleからの監視を恐れてAndroidスマホ使用

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いつの世でも雇用主と労働者との間には、労使問題をめぐって緊張関係があります。企業ブランドの価値が高く、世間一般では憧れの職場とされるAppleも例外ではありません。そんな同社では上司の目を掻い潜るべく、Androidスマートフォンが活用されているようです。

上司や本部に対抗

雇用条件の改善を求め、複数のApple Storeで労働組合の結成に向けて、従業員たちの間で着々と準備が進められていることが確認されています。
 
しかし、待遇の改善を訴える従業員にとって、彼らを管理する上司やApple本社は、何でも共有できる“仲間”とは言えません。自由闊達な意見が通る職場環境ならば、労働争議までこじれてはいないでしょう。
 
The Washington Postは、あるApple Storeではすでにマネージャーたちが、組合を結成すれば自分たちの首を締め、福利厚生の機会を奪うなどとして、従業員を説得しにかかっていると報じています。

Appleから盗聴されたくない

そんな監視の目を掻い潜り、仲間同士で結託するために使われるのが、Androidスマートフォンなのだそうです。The Washington Postによれば、Appleから盗聴される可能性を回避するべく、Androidスマートフォンが用いられ、秘密会議が行われているとのことです。
 
暗号化されたメッセージアプリはiOSにも多くありますし、AppleがユーザーのiPhoneにバックドアを設けて監視していないことは、他でもないApple Store従業員が重々承知しているはずです。それでもAndroidを使用することには、象徴的な意味合いも込められているのでしょう。
 
なお、65,000人いるApple Store販売員の平均年収は約30,472ドル(約349万8,700円)で、全米平均を24%下回っています。
 
 
Source:The Washington Post,DailyMail
(kihachi)


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