故スティーブ・ジョブズ氏、67回目の誕生日。クックCEOが想いを語る

Apple スティーブ・ジョブズ氏
 
2月24日(日本時間では2月25日)は、Appleの共同創業者、スティーブ・ジョブズ氏の誕生日です。Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、存命なら67歳だったジョブズ氏が残した言葉への想いをツイートしています。

1976年2月24日に誕生

Appleの共同創業者、スティーブ・ジョブズ氏は、1955年2月24日に米サンフランシスコで生まれました。
 
1976年にスティーブ・ウォズニアック氏、ロン・ウェイン氏とともにApple Computerを創業したジョブズ氏は、1985年にジョン・ウェイン氏によってAppleを追放されたものの、自ら設立したNeXT ComputerをAppleが買収したことでAppleに復帰します。
 
在庫の山が積み上がり、倒産の噂も出るほどの経営悪化に見舞われていたAppleの製品群を大胆に整理したジョブズ氏は、ジョナサン・アイブ氏による斬新なデザインのiMacの大ヒットでAppleの復活を世界に印象付けました。
 
2001年に発売したiPodは、MP3プレーヤーとしては後発ながら人々と音楽の関わり方を大きく変えました。
 
2003年からは病と闘いながらも妥協なく最高の製品を追い求め続けたジョブズ氏は、2007年にはiPhoneで世界を変えました。
 
Appleをティム・クック氏に託したジョブズ氏は、2011年10月5日、iPhone4sの発表を見届けるかのように56歳の若さで世を去りました。

クックCEO「この困難な時代に、スティーブの言葉を思い出す」

Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は現地時間2月24日、Twitterにジョブズ氏を想う言葉を投稿しています。
 

スティーブの誕生日を祝うことは、今も易しいことにはなりません。この困難な時代にあって、時間を賢く使うこと、卓越性を追求すること、より良い世界を残すことを求めた彼の言葉を思い出します。今日は彼の67歳の誕生日でした。

 


 

日本好きでも知られたジョブズ氏

ジョブズ氏は、禅に傾倒したこともあり、日本好き、和食好きでも知られていました。Appleの社員食堂には、ジョブズ氏の指示で刺身そばが提供されていました。
 
Mac OS X 10.5 Leopardの壁紙には、ジョブズ氏が京都を訪れた際に龍安寺や金閣寺で撮影した写真が使われていた、とAppleの元エンジニアが明かして話題となりました。
 
Mac OS X 10.5 Leopard 壁紙 スティーブ・ジョブズ氏
 

Apple公式サイトには今も追悼ページ

Appleの公式Webサイトには、2011年に亡くなったスティーブ・ジョブズ氏への追悼メッセージを紹介するページ「スティーブをしのんで。」が現在も公開されています。
 
Apple「スティーブをしのんで。」
 
 
Source:Tim Cook/Twitter
Photo:Apple (1), (2), TECH REFLECT
(hato)


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