株式会社Meetyは、「カジュアル面談を”もっとカジュアル”に」というコンセプトのもと、カジュアル面談プラットフォーム「Meety」を運営中。2020年10月のサービス開始から約1年で数万人のユーザーを獲得するなど、急成長を遂げています。今回は、そんな同社にフォーカスしてみましょう。
企業人と気軽にトーク、グループトークも
「Meety」は、企業人が提示する「話せるネタ」のなかから興味のある話を選んで会話ができるサービス。就職や転職活動中の人には、企業人の話を気軽に聞く機会を提供し、企業には自社を知ってもらう機会を提供します。
話すネタの一例としては、「広報×マーケティングについてお話しませんか」や「大手を辞めて何もない組織に一人目社員で入る経緯と判断」など。企業人がそれぞれのスキルや経験をもとにカジュアル面談を展開しています。
また、2021年11月にはグループトーク機能も追加。参加人数10人以下でオンライン座談会を開くことができるようになりました。これにより、1対1の面談に抵抗がある人や複数人の意見を聞きたい人なども利用しやすくなったようです。
カジュアル面談のガイドラインを作成
同社は、定義があいまいな“カジュアル面談”を、「つながりと関係を作る場」として定義。
「カジュアル面談と言いつつ、結局選考のようになった」「採用を意識していたのに、相手に転職の意思がなかった」など、企業と参加者のミスマッチを減らすために、ガイドラインを用意しています。
たとえば、「選考と思っていない相手に対して、志望動機を聞くことはNG」や「募集テーマと関係のない話を一方的にしない」などを注意事項として掲載。意に反した“採用活動”を防ぐ内容となっています。
有料プランを開発中
同社はこのたび、約1年前に1.9億円の資金調達を実施していたことを発表。既存株主であるXTech Venturesと新規株主となったHIRAC FUNDおよびANOBAKAを引受先とする第三者割当増資を行ったようです。
この資金で、有料プランの開発を含む事業開発を加速し、ユーザーの体験価値最大化を目指すとのこと。有料プランは、2022年内に発表予定です。なお、現在提供している機能は今後もすべて無料で提供するといいます。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/174510
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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