現場の手書き資料にさようなら。現場資料を簡単にデジタル化する「Reco」β版、無料提供

現場での作業管理に紙書類を使っているケースは少なくありません。そんな現場の業務管理をDXするサービスが登場しました。

それが、IoTBASE株式会社(以下、IoTBASE)が開発した「Reco(レコ)」。現場の手書きドキュメントを簡単にデジタル化できるツールです。3月1日(火)よりβ版を公開し、期限なく無料利用できるFREEプランを提供しています。

管理者も従業員も簡単に使える

Reco」は、紙書類での運用が多い“作業日報”や“危険物在庫報告書”などをデジタル化できるツール。担当者はまず、メールアドレス・名前・パスワードを入力して無料アカウントを作成します(GoogleやAppleのアカウントとの連携も可能)。

次に、テキスト・チェックボックス・選択肢・画像などを使い、ドキュメントを作成。あとは、ドキュメントの回答を依頼し、集まった回答をレポート画面から確認するだけです。

回答依頼は、限定的なメンバーに公開するプライベート公開と、URLを知っている人であれば誰でも回答できるパブリック公開から選択可能。パブリック公開では、外部共有リンクの発行や外部サイトへの埋め込みができ、協力会社への回答依頼もできるようです。

回答者は、スマートフォンやタブレットから項目に従って回答し、送信するのみ。自分が回答すべきドキュメントはマイタスクに表示されるため、回答忘れを防げそうです。なお、回答者はログインせずに回答することもできます。

課題となっていたのは「現場のITリテラシーの低さ」

現場での作業管理に紙書類を使う理由のひとつは、現場従業員のITリテラシーの低さ。同ツールはそれを踏まえ、誰でも簡単にドキュメント作成や回答ができる設計となっています。

また、紙書類には紛失・漏洩リスクがありますが、同ツールはクラウド上で集中管理するためそのリスクがありません。加えて、過去のデータなどにもすぐアクセスできることやいつでも最新フォーマットを使えることなどクラウドならではの特徴もポイントでしょう。

現場業務のDX支援プロダクトを開発するIoTBASE

IoTBASEは、現場業務のDXを支援するサービスを開発中。「Reco」のほか、IoTデータダッシュボードサービス「Canvas」も提供しています。

「Canvas」は、さまざまなセンサーデータや作業ステータス、撮影した写真などの現場データをクラウド上で一元管理し、企業の現場業務をサポートするクラウドサービスです。GPS・温湿度・傾斜・CO2濃度・照度などのセンサーデバイスと接続可能で、用途や目的に合わせて必要なセンサーデータを組み合わせ、1つのアプリで取得データを閲覧できます。

両サービスに共通しているのは、ITリテラシーにかかわらず、スマートフォンやタブレットで直感的に操作できることでしょう。

PR TIMES
「Reco」サービスサイト
IoTBASE株式会社

(文・Higuchi)


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