経済日報が、中国広東省深セン市で3月14日から行われている工業団地の閉鎖が、秋以降に発売されるAppleの新製品の製造に影響を及ぼす可能性があると報じました。
量産への影響は現状、軽微と予想
深セン市では14日からバスと地下鉄が運休、工業団地は閉鎖と、新型コロナウイルス感染症の影響を受けたロックダウン状態になっています。
同市内に2つの工場を構えるFoxconnは、他の工場での製造に切り替えることでiPhoneの製造に影響が及ぶことはないと述べています。
同社以外に深セン市では、GIS-KYなどが部品製造をおこなっていますが、iPhoneなどの量産は他の地域で行われています。
量産前の検証作業に影響か
そうした中、本件がApple製品の製造に及ぼす影響をアナリストが分析し、報告しました。
結果、深セン市の工場で行われている設計検証試験(DVT:Design Validation Test)への影響が懸念されました。
深セン市のサプライヤーの工場では、iPhone14シリーズやApple Watch Series 8、M2チップ搭載MacBook AirやiMacなどのDVTが行われているとみられており、工場閉鎖期間が長くなれば、試験完了までの時間に遅れが生じる可能性があるようです。
Source:経済日報
Photo:Appledsign/Facebook
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-444838/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
Amazonベストセラー
Now loading...