春のカーライフが充実するアイテムをカー用品のプロが厳選。高額品=価値があるものではなく、値段以上に価値があるモノ=安くて良いモノとして紹介します。購入してから後悔しない、イザというときに役立つ逸品をそろえてみました!
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【カーナビ】
1. 地図も映像もキレイで見やすい!
カロッツェリア
「楽ナビ AVIC-RQ912」(実勢価格:13万5000円前後)
コストパフォーマンスに優れたカーナビといえば、「楽ナビ」だ。
というのも、楽ナビの“楽”は「楽に買えること」をイメージしており、そのコンセプトは20年以上前の初代機から守られている。シリーズ最廉価モデルは実勢価格で6万円! それでいながら業界をリードするハイエンドシリーズ「サイバーナビ」で培われた技術や機能も投入されている。
▲スマホと同じ感覚でタッチパネル操作
また“楽”には「楽に使える」という意味もあり、カーナビに初めて触れる初心者でも説明書を読まず扱える工夫が随所になされている。
▲9型HDディスプレイ搭載した大画面モデル
カーナビとしての基本機能が充実しているのも推したいポイント。楽ナビでは最大で9型画面を用意しているが、大きな画面にHD画質の高解像度地図の組み合わせは、安全に素早く情報を読み取れる。
そのうえ自車位置表示は正確で、トンネルや側道などでも迷う心配がない。車載Wi-Fiルーターを接続したり、スマホをテザリング接続したりすれば、リアルタイムのスマートループ渋滞情報や駐車場満空情報、ガソリン価格情報、天気予報などドライブに役立つデータを取得できる。
▲渋滞情報を取得していれば渋滞を避けたルートも案内してくれる
ルート探索はスマートループ渋滞情報を加味して、早く快適に走行できるルートを6本も提案。また速度超過防止警告や逆走警告など安全運転を支援する機能も持ち合わせる。
▲電子番組表で、番組内容の確認が行える
もちろんエンタメ機能も充実。地デジやDVDなどの高画質なビジュアルソースを備え、HDMI入力を利用すればYouTubeやAmazon Fire TV Stickなどのコンテンツも楽しめる。オプションのリヤモニターでシステムをプラスするのもオススメだ。
▲HOMEメニューでは、右に利用機会が多い目的地検索項目、左にAVソース、そして中央に再生中のAVソース情報を表示。メニューは初心者向けのカンタンモードにも切り替えられる
▲画面の下端には主要な操作キーが並ぶ。中央は、各種の操作を開始するHOMEメニューキー
▲都市部の主要な交差点や都市高速の入口、高速道路の分岐点など、迷いやすい場所はイラスト図を用いたルートガイドを展開。走行すべき車線や右左折の方向が一目瞭然
▲高速道路での逆走を検知すると、事故を未然に防げるように画面表示と音で警告を発する
【多目的ツール】
2. バッテリーの付け替えで5つのガジェットに!
BAYU
「車載ガジェットセット」(3万4800円 ※4月末以降一般発売予定)
ラゲッジに常備しておけば何かと便利に使える多目的ツールセット。オールラウンドチャージと呼ばれるバッテリーを各パーツと組み合わせれば5つの機能が実現する。
なかでも注目は強力噴射で泥汚れもスッキリ落とせる「高圧洗浄機」。水の補充はバケツから行え、ボトルに洗剤を入れて使うこともできる。1.3kgと軽量なうえ、コードレスなので使い勝手抜群だ。
また、「エアコンプレッサー」は空気圧を設定してボタンを押すだけで作動し、設定数値に達すると自動停止するので、誰でも簡単に扱える。付属アタッチメントを付け替えれば、自転車やボールなどにも使える。
「マルチLEDライト」はキャンプや故障時などに利用でき、最大480m先まで光が届くズーム機能や、存在を知らせるフラッシュ点滅機能などを備えている。点灯モードは強/中/弱/フラッシュ点滅/SOSの5種類で、ランタンとしても活躍する。
このほかシートやダッシュボードの清掃に使える「ハンディクリーナー」も。オールラウンドチャージはスマホやタブレットの充電ができるなど、多目的に活躍する。
▲オールラウンドチャージ(モバイルバッテリー)、高圧洗浄器、エアコンプレッサー、ハンディクリーナー、LEDマルチライトと、各アイテムの付属品をひとつに。バッグサイズ:440×135×310mm、バッグ総重量:5kg
▲必要なものがすべて収納できるバッグ。取り出しも片付けもしやすく、非常に効率的だ
▼エアコンプレッサー
▲バッテリー容量19200mAhのオールラウンドチャージをセットして使用。30L/分の吐出量で素早く空気が充填できる
▲空気圧の設定は+-ボタンで調整が可能
▼高圧洗浄器
▲付属の5噴射モード可変ノズルにより、シャワーの噴射切替えができる
▼ハンディクリーナー
▲ペットボトルサイズの大きさと重さながら、7000Paという強力な吸引力を実現。満充電で最大80分の連続稼働が行える
▼スマホの充電
▲Type-C/Lightning/DCケーブル/シガーソケットの給電が可能。ワイヤレス(QC3.0)にも対応
【サングラスケース】
3. スポーツ系からブランド物の大きなサングラスまで幅広く対応
カーメイト
「DZ574 サングラスケース フルカバータイプ」(実勢価格:1980円前後)
置き場所に困るサングラスをすっきり収納。クリップでサンバイザーに取り付けられ、頭上スペースを有効活用できる。大型のスポーツタイプも納まる大容量で、片手開閉ができるなど使い勝手もいい。
▲サングラスの適合サイズは約幅160×高さ51×奥行70mm
▲下から押してラッチで開閉。落下防止のストッパーにより、中のサングラスが飛び出さない
【レーザー&レーダー探知機】
4. 最新地図データ収録で不要な警報をカット!
ユピテル
「レーザー&レーダー探知機 LS720」(実勢価格:3万9600円前後)
レーザーとレーダーの2種類の速度違反取締に対応する探知機。最新地図データ収録により不要な警報を効率的にカットでき、4つのセンサーを備えた高精度なマップマッチング、業界最高クラスのレーザー探知性能なども搭載する。アンテナと本体が別体のセパレート型で取り付け場所の自由度も高い。
▲2022年版地図データを収録し、必要な警報だけ発する
【ナノイーX発生機】
5. 菌・ウイルス・カビ・花粉・アレルギー物質などを抑制!
パナソニック
「ナノイー発生機 F-GMU01」(実勢価格:2万1000円前後)
ドリンクホルダーサイズで車載しやすいナノイーX発生器。従来のナノイーに比べて約10倍の量のOHラジカル(高反応成分)を含む微粒子イオンを発し、脱臭効果やアレル物質抑制効果が得られる。
▲小型でUSBから充電ができるためクルマ以外でも使える
▲ドリンクホルダーに納まるサイズで取り付け場所に頭を悩ます心配がない
【LED照明付き傘】
6. LEDライト搭載で雨の日の作業も◎
サンコー
「ほのかに照らして夜道でも安心『ポータブル街灯傘』」(2980円)
傘の内側は反射素材になっており、中央には大きなLEDライトが付いている。ライトを点灯させれば足元が見やすくなり、傘を差している人をライトアップするのでクルマ側からの視認性もアップする。
▲傘が開くとライトが自動点灯。ボタンでのオンオフも可能
▲収納ケースも付いている
▲持ち手に単4形乾電池3本を使用。ライト点灯時間は約6時間
▲傘のサイズは直径1210×長さ900mm
【車載掃除機】
7. 後席座面までしっかり届く約4mの電源ケーブルを採用
サンワダイレクト
「ハンディカークリーナー BS-CARCLEANER-BK」(実勢価格:2980円前後)
車内の汚れが気になったときにサッと取り出して使える小型クリーナー。電源はシガーソケットから取得でき、サードシートまで届く約4mのロングケーブルを採用。約300gと軽量で握りやすい形状のため作業がしやすい。足元など暗い場所はLEDライトで照らせる。
カーペットに入り込んだゴミを掻き出せる「ブラシノズル」と、シートのすき間など狭い場所に入る「すき間ノズル」の2種類を付属。先端のダストボックスは透明でゴミのたまり具合がわかりやすく、水洗い可能フィルターも備える。排気口の嫌な臭いが気にならないよう「香るフィルター」が付属しているのもウレシイ。
▲先端のダストボックスは透明で、ゴミのたまり具合がわかりやすい
▲排気口の臭いが気になる人のために香るフィルターを用意。オーシャンとレモンの2種類を付属
▲シートのすき間などの清掃に便利なすき間ノズル
【コードレス洗浄機】
8. 内蔵式タンクを備えどこでも簡単にクルマの洗浄が可能!
ボッシュ
「FONTUS(フォンタス)218/218H(本体のみ)」(FONTUS 218:5万4670円 /FONTUS 218H:4万5210円)
▲本体、スプレーガン、スマートブラシ、噴射ホース、フィルター、カプラー付きタンクキャップ充電器AL1830CV、18V2.5Ahバッテリー1個(FONTUS 218Hには充電器AL1830CV、18V2.5Ahバッテリーは付属しない)
自宅ガレージだけでなく、出先でも手軽に洗車作業ができるポータブルタイプのコードレス洗浄機。自動車はもちろんのこと、アウトドア用品や自宅の壁など、幅広く使用できる。
▲タンク容量:15ℓ、吐出圧力:2.0MPa、参考吐出水量:2.1L/分、連続作業時間:最大約45分(弱モード、2.5Ahバッテリー使用時)、充電時間:約60分(空~フル充電)、本体サイズ:645mm×395mm×320mm、重量:7.5kg(バッテリー含む)
本体には15Lの内蔵式タンクやスプレーガンなどを備えており、ボッシュDIY用18Vリチウムバッテリーで最大約45分の連続作動を可能としている。
▲ラゲッジなどに入れて持ち運べ、電源や水道のない場所でも洗車作業が行える
スプレーガンは「ワンポイント一点集中」「縦拡散」「横拡散」「シャワー」の4種類の噴射パターンを備え、先端に取り付ければ効率よく汚れ落としができる「スマートブラシ」も付属する。噴射用ホースは4mの長さで扱いやすく、使わないときには背面にすっきりと収納できる。
【サビ防止装置】
9. 発売20年超のベストセラーモデルの中身が進化した!
ツーフィット
「ラストストッパー」(軽自動車・リッターカータイプ:2万800円/レギュラータイプ:2万5200円/ヘビーデューティータイプ:3万700円)
ツーフィットの電子サビ防止装置「ラストストッパー」は、20年以上もの長い間、多くの人から支持されている。バッテリーから静電気レベルの微量の電流を流すことによりサビを抑止するもので、バッテリー上がりを防ぐオートプロテクト機能も搭載。車両に取り付けておくだけでサビの発生を防止する。
▲取り付けておくだけで、あとは何も操作をする必要はなく、スイッチなどもない。本体には動作確認用のLEDインジケーターを装備。
欧米では、同様のシステムが半世紀以上前から橋梁の腐食防止などに使われているなど信頼や実績も十分のアイテムだが、今回パーツの見直しによりさらに進化。より安全性の高いものになった。配線作業はユーザー自身で行えるほど簡単。
塩害は海から風に乗って数十km離れた内陸部でも確認されているなど、決して沿岸部だけの問題ではない。愛車を長くキレイな状態で乗り続けたいのなら、早めのケアや徹底した対策が大切だ。
▲取り付け作業はDIYで行える。左:バッテリーのプラス端子に赤い線を接続。中央:バッテリーのマイナス端子に黒い線を接続。右:スケルトン線をボディに接するネジに接続(2カ所)
【クリーナー&コーティング剤】
10. 研磨不要で作業時間を大幅短縮!光量約20%向上!!
リンレイ
「ウルトラハード クリーナー&コーティング ヘッドライトカバー用」(実勢価格:2180円前後)
ヘッドライトは紫外線などによって経年劣化が進み、黄ばみやくすみが発生する。当然ながら見た目は悪くなるが、加えてヘッドライトの光量が落ちて夜間の視認性が悪化し、車検に通らなくなることも…。もし愛車がこのような状態になっていたら、劣化が進む前に早めにケアしよう。
▲クリーナー剤、コーティング剤、塗布用スポンジ、タオルなどをパッケージ。マスキングテープや手袋は自分で用意する
リンレイからリリースされたこの製品は、従来のクリーナーのようなコンパウンドによる研磨ではなく、液剤の塗り込みだけでクリアな表面が復活する。作業に手間がかからず、所要時間も大幅に短く済む。
テスト車は劣化が進んでいたため新品同様とはいえないものの、以下の写真のように十分満足いくクリア感を取り戻せた。作業時間は乾燥時間を除き、片側で20分程度だった。
▲左上:塗装面に液剤が付着しないようマスキング。右上:クリーナー剤を付属スポンジで塗ると汚れが溶け出す。左下:クリーナー剤を付属タオルで拭き上げる。右下:コーティング剤を付属スポンジで塗り込み、乾燥させれば完成
▲左:before 黄ばみが目立って表面もザラザラ。右:After 黄ばみは感じられなくなり、透明度もアップした
【車載炊飯器】
11. 車内でおいしいご飯が炊けて電源ケーブルを外せば器に!
サンコー
「車載用12V弁当箱炊飯器」(6980円)
最大1合まで炊ける車載用の炊飯器。米と水を入れたらアクセサリーソケットにつなげてスイッチを入れるだけ。0.5合の場合は約25分、1合の場合は約40分でご飯が炊ける。細長い弁当箱のカタチをしているので片手で持ちやすく、電源ケーブルを外せば茶碗に移さずそのまま食べられる。内側にコーティングを施し、電源端子には防水キャップが付いているので丸洗いもOK。付属品は炊飯釜の中に入れられて収納もしやすい。
▲炊飯釜とフタのほか、電源ケーブル、計量カップ、予備つまみ、収納ポーチが付属している
車中泊のほか、突然の雨で炊飯ができないといったキャンプシーンでも大助かりだ。また、道の駅などで地元の米や水を調達して炊飯しおかずを加えれば、手軽にご当地弁当が完成する!
▲左上:米1合と水250〜300mlを炊飯釜に入れたら、フタをかぶせて固定フックを倒す。右上:電源ケーブルに付いているスイッチをオンにする。左下:炊飯が終わると保温になり、炊飯釜のランプが赤色から緑色に変わる。右下:25〜40分で芯の残らないふっくらおいしいご飯が炊けた。家庭の炊飯器とも遜色ないレベル!
【カーセキュリティ】
12. リレーアタック対策に!ハンドル固定で物理的に防御
加藤電機
「HORNETハンドルロック LH-5LB」(1万4080円)
ステアリングにセットすることで物理的に動かなくするカーセキュリティグッズ。不正に解錠やエンジンスタートされても乗り逃げが難しくなる。ピッキングに強い専用キー3本付き。
▲本革調カバー付きで車内インテリアにマッチ
【シェード】
13. バックドアの左右に付けて風雨や日差しを遮る!
アイズ
「アイズブロッカー[ノア&ヴォクシー(80系)用]」(1万4300円)
バックドアの左右に取り付けるタープ布。風雨をブロックするので荷物の出し入れがしやすくなり、日差しや視線も遮るのでオートキャンプも快適に。バックドアを閉めたときにタープ布を挟み込む心配もない。
▲使用ごとの付け外しは不要
▲撥水処理のほか、UVカットや風ブロック(4〜5mの風もOK)なども備える
【ペット用品】
14. 窓ガラスに付着した唾液やシートに絡んだ毛もスッキリ!
クリンビュー
「ペットのだ液汚れクリーナー」(実勢価格:1280円前後)
犬がクルマのウインドーを舐めた跡が乾くと落ちない! という声に応えた製品で、犬の唾液(=弱アルカリ性)に効く成分で作られ、実際に試すと確かに簡単に汚れが落とせた。
▲クロスに吹き付けて使用。ガラスに付着した犬の唾液は乾くと落としにくいが、「ペットのだ液汚れクリーナー」だと、簡単に拭き取れる。ほかにもフードボウルの洗っても落ちない“ヌメヌメ”にも効くと聞き、試してみたがかなり効果があった
▲左:before 右:after
15. 特殊スポンジでマットやシートに絡んだ毛を取る
クリンビュー
「ペットの毛取りスポンジ」(実勢価格:980円前後)
擦るように使うと、粘着テープなどで取りきれないペットの抜け毛が簡単に取れる。しっかり握れるラウンド型も◎
16. 柿渋から抽出した自然由来の成分で高い消臭効果!
クリンビュー
「ペットの除菌・消臭スプレー」(実勢価格:1280円前後)
自然由来のカキタンニンを用い、とくにアンモニア臭の消臭に威力を発揮する。また医療レベルの除菌力と、安全性というPHMB(ポリヘキサニド)を配合し、高い除菌効果も得られる。カーペット、マットなど、ニオイが染み込んでいたら、少しヒタヒタになるくらいにたっぷりスプレーして、タオルなどでしっかり拭き取るといいだろう。アルコール不使用なので、消臭剤自体のニオイも鼻につかない。抗ウイルス効果もあって安心。
【クルマ用ハンモック】
17. 車内で足を伸ばして快適に寝たいならコレ!
カーメイト
「シャーミング ハンモック」(実勢価格:6600円前後)
アウトドアスポーツを楽しむ人や家族の送迎が多い人は、車内で仮眠を取る機会が多いのではないだろうか? 発案者であるカーメイトの社長も、子どもの少年野球の付き合いで仮眠する機会が多く、そんな経験から生まれたのが、この商品だ。
▲しっかりシート上に寝られて足先が自由なのが◎
クルマで快適に仮眠できることを目標に作られたシャーミング(=車眠具)は車内に吊るして使用するハンモック。セカンドシートのチャイルドシート用ISOFIXとフロントシートヘッドレストを使用して固定する。オプションのクッションやまくらを併せて使用すると、より快適になる。実際に車内で使ってみたが、足を伸ばして寝られるのは思いのほか体がラクだ。
▲左右席に装着し、2組を同時に使用することもできる。車中泊などにもおススメだ
フルセットなら枕が頭を安定させ、クッションが腰から太ももまで優しく包むので、車内とは思えない寝心地。足がきっちり固定されず、ぶらぶら揺れるのが◎。ハンモックは剛性感のあるキャンバス素材で耐久性もバッチリだ。使わないときは、セカンドバック程度の大きさに畳めるのも便利。
▲2012年以降のクルマに標準装備されているチャイルドシート取り付け用ISOFIX金具を使って固定する
▲ハンモックの足側はフロントシートに紐を結び付けて固定。使わないときには小さく折り畳んで収納できる
▲枕やクッションがあれば、シートと体のすき間を埋められる
【ポータブル電源】
18. ラウンドデザインと白基調ボディで高級感抜群!
SABUMA
「SABUMA S2200」(26万9500円)
▲2000Whクラスで最小・最軽量レベルの200×430×300mm、20kg
2020年に元ANKERのチーフプロダクトデザイナーなどを中心に設立された新ブランド「SABUMA(サブマ)」。初のプロダクトとなるこのモデルは、ポータブル電源でありながらも美しさを追求したモデル。
▲独自のデュアルコンバーター技術により満充電2.5時間の急速充電が可能
リチウムイオン電池にリン酸鉄系ではなく、エネルギー密度が高くて低温時でも安定した出力が得られやすい三元系を採用。電池容量は2258Whで、AC定格出力2000W(最大4000W)と大出力を実現している。ほとんどの家庭用電気製品を長時間使えるハイスペックモデルだ。サイクル寿命は800回で急速充電機能も搭載。クルマのアクセサリーソケットやソーラーパネルからも充電でき、利便性も優れている。
▲AC出力3口にUSB-A(3.0)2口、USB-C(2口)、DC5221出力2口、アクセサリーソケット2口と計10ポートを搭載。ソーラー充電にも対応
▲両サイドにあるハンドルによって持ち運びもラク
19. 軽量・コンパクトで持ち運びに便利なちょうど良いサイズ
アンカー
「Anker 521 Portable Power Station(PowerHouse 256Wh)」(2万4800円)
前面と背面に強化パネルを採用し、8つの角およびバッテリーパック構造を強化。高さ50cmからコンクリート床への落下テストもクリアする高い耐衝撃性能を誇る。
▲約216×211×144mmのサイズに重量約3.7kg。前面に見やすいディスプレイとLEDライトを装備
内蔵する電池はバッテリー使用による経年劣化が少ないリン酸鉄系の中でも特に高品質なセルを採用。一般的なポータブル電源の約6倍の長寿命を実現しているのが最大の特徴だ。充放電サイクル3000回後も初期容量の80%以上を維持。バッテリーセルの監視と安全制御を行うバッテリーマネジメントシステムを搭載しているため、安全性もバッチリ。
▲バッテリー容量は80000mAh/256Wh。別売りの高出力ソーラーチャージャー(Anker PowerSolar 3-Port 100W)を使えばソーラー充電(満充電に約4時間)も可能
AC出力は200W、電池容量は256Wh。コンパクトさや耐久性、長寿命、リーズナブルと、バランスが優れた1台だ。
▲最大6つの機器に合計398W出力で同時充電、給電が可能。付属のACアダプタと別売りのUSB急速充電器があれば、最短2.5時間で満充電が可能
【タイヤ】
20. 静粛性の向上や乗り心地の良さを追求
ブリヂストン
「ALENZA LX100」(1万9030円〜10万5270円(1本)・全39サイズ)
車重が重くなりがちのSUVのタイヤ選びは、ハンドリングや乗り心地に大きな影響を与える可能性があるから重要。ブリヂストンのグローバルブランドであるアレンザは、プレミアムSUV専用タイヤとして開発された。その中でも、コンフォート性を重視したのがアレンザ LX100。
アレンザは新車装着用タイヤとしても採用され、レクサスNXや日産アリアに採用されている注目度が高いモデル。市販車に採用されるのは、プレミアムSUVに求められるタイヤ性能をバランスよく実現している証拠でもある。アレンザLX100は、コンフォート性能、静粛性が高いのが特徴。従来品と比較すると騒音エネルギーを22%も低減している。この静かさはトレッドのデザインに採用された「3Dノイズ抑制グルーブ」や「3Dノイズカットデザイン」などによって実現。
▲トレッドのデザインを見てもわかるとおり、パターンノイズ低減を重視したプレミアムタイヤらしいデザインになっている。SUV専用構造を採用することで、従来品比で摩耗ライフが5%向上すると同時に、ふらつきや乗り心地といった操安性能も向上させているのが特徴
21. オンロード走行で高い運動性能を発揮!
ブリヂストン
「ALENZA 001」(2万5740円〜10万5270円(1本)・全37サイズ)
スポーツ志向のプレミアムSUV専用タイヤとして開発されたアレンザ001。SUVの魅力のひとつでもあるスポーティなハンドリングを狙って、タイヤ骨格部分にベルト補強材などを採用する重構造。剛性を高めることで、車重が重くなりがちのSUVでも優れたハンドリング性能が期待できる。
走りにこだわりたいSUVユーザーには、スタッドレスからの履き替えにアレンザをオススメしたい。新たな走りの感覚と乗り心地のよさに、きっと感動するはずだ。
▲タイヤショルダー部に配置された大きめのブロックデザインで、アレンザ001がスポーティなハンドリングを狙っていることがわかる。また、低燃費性能とライフ性能が高く、コンパウンドにシリカを配合することで転がり抵抗を低減。ウエット性能はラベリングb以上を獲得している
【ドライブレコーダー】
22. “彩速ナビ”と連携できるデジタルルームミラー型
ケンウッドはデジタルルームミラー型ドライブレコーダーのリリースに積極的なメーカー。昨年7月に「ミラレコ」シリーズ第一弾となる「DRV-EM4700」、そして10月には同仕様でサイズ違いとなる軽自動車/コンパクトカー向けの「DRV-EM3700」をリリースしている。
そして今回、同社のAV一体型ナビ「彩速ナビ TYPE S」のモデルチェンジに併せて、ミラレコ初のカーナビ連携型「DRV-EMN5700」が登場した。
システム構成はフロントカメラ、静電式タッチパネル搭載11型IPS液晶ディスプレイ、Gセンサーなどを備えた本体に、コンパクトなブラケット一体式リヤカメラユニットの組み合わせ。すべてのコントロールや記録映像の再生は、接続したカーナビのタッチパネルディスプレイで行える。
▲好評発売中のミラレコの仕様を踏襲しながらカーナビによるコントロール機能を追加。最大記録画角はフロントが水平約115度、垂直約61度、対角約136度。リヤが水平約115度、垂直約61度、対角約136度
前後カメラともフルHD画質で、STARVISセンサー、F1.55の明るいレンズ、明暗差を自動補正するHDR機能などによって、昼夜を問わず鮮明な映像記録が可能。フロントカメラは運転席に近い右側に装着され、スライド機構を持ち最適なポジションからの撮影が可能だ。
後方車両の急接近を知らせる運転支援や、声で手動録画操作ができる音声コマンドなど、使い勝手の良い機能も搭載。録画されたファイルの破損を防ぐ「スーパーキャパシター」を備えているので、万が一のときも安心。本体は純正ルームミラーに被せて付属のゴムバンドで固定する。
※2022年3月15日発売「CarGoodsPress」97号14-28ページの記事をもとに構成しています
<文/浜先秀彰、伴 隆之、平岡祐輔、CGP編集部 レポート/島﨑 七生人(【ペット用品】箇所)、丸山 誠(【タイヤ】箇所) 撮影/澤田和久、糠野 伸 モデル犬/ハル(【ペット用品】箇所)>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/443632/
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