ソニー、着るクーラーの新モデル「REON POCKET 3」発売、5月に専用ビジネスシャツも

ソニーグループ株式会社は、ウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET」の第3世代モデルとして「REON POCKET 3(以下、RNP-3)」と専用ネックバンド「NECKBAND 2」を4月21日(木)に発売しました。

また、REON POCKET専用ビジネスシャツを5月19日(木)より発売します。

冷温対応の薄型デバイス「REON POCKET」

「REON POCKET」は、暑いときは冷たく、寒いときは温かくなる薄型のデバイス。専用のウェアやネックバンドに装着し、専用アプリを操作することで本体接触部分の体表面を冷やしたり温めたりできます。なお、アプリでは個人に合った温度設定も可能です。

現在、同製品に対応したアイテムとして首もと(背面)に専用格納ポケットがついたインナーウェアを販売中。REON POCKET本体が身体にフィットしやすく、デバイスが目立たないようデザインされた製品です。

普段着ている服で使いたいという人には、ネックバンドがおすすめ。デバイスを入れるポケットがついていて首にかけるだけで、REON POCKETを使用できます。

駆動時間と冷却機能が向上した「RNP-3」

このたび発売された「RNP-3」は、センシング技術を活用した2つのスマート機能を新たに搭載しました。

そのひとつが、冷温部の状態やユーザーの行動をセンシングし、周囲の温度変化に対して冷却レベルを自動で調整する「SMART COOL MODE」機能。個人の好みに合った温度を持続します。

もうひとつは、冷温部の状態や脱着動作をセンシングし、冷却・温熱を自動で開始・停止する「AUTO START/STOP」機能。アプリ操作なしで開始・停止ができるようになりました。

また、新開発のサーモモジュールと放熱機構により高効率冷却を実現し、駆動時間は前モデル比最大約2倍に。このほか、従来比で最大約1.5倍の吸熱性能や約1.7倍となる充電速度も進化ポイントでしょう。

専用ネックバンドも進化、新アイテムはビジネスシャツ

「RNP-3」と同時に、進化した専用ネックバンド「NECKBAND 2」も発売。首にかけるバンド部分の角度調整が可能となり、より安定した装着性を実現しました。

また、本体の吸気・排気機構に配慮した設計も特徴。襟が高いデザインの衣類に使用した場合も空気の循環を維持し、冷却性能を損なわないといいます。

そして、REON POCKET対応アイテムとして新開発された専用ビジネスシャツを発表(発売は5月19日)。これは、REON POCKETを装着した際に吸気口と排気口部分に空間が生まれる独自の縫製方法で通気性に優れ、冷却パフォーマンスを阻害しにくい構造のシャツです。

PR TIMES
ソニーグループ株式会社
「REON POCKET」公式ページ

(文・Higuchi)


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