野菜と魚が共に育つ循環型屋上ファーム、桜新町に開園。遠隔観察などで農業をバリアフリーに

株式会社AGRIKO(以下、AGRIKO)は、“アクアポニックス栽培”で野菜と魚が一緒に育つ循環型屋上ファーム「AGRIKO FARM」を“OGAWA COFFEE LABORATORY 桜新町”の屋上に開園。環境にも人にも優しいバリアフリーな農業を目指します。

水耕栽培×養殖の「アクアポニックス栽培」

「AGRIKO FARM」で採用されているアクアポニックス栽培は、水耕栽培と養殖のシステムを組み合わせ、野菜と魚を同時に育てるシステムです。

アクアポニックス栽培では、魚の残したエサや排泄物がバクテリアに分解され植物の栄養に。また、植物が栄養を吸収することで水が浄化されて水槽に戻るという循環が起こるといいます。

「AGRIKO FARM 桜新町」では、リーフレタスや水菜などの葉物野菜栽培とイズミダイ養殖を同時に行います。栽培した野菜は、1階のOGAWA COFFEE LABORATORY 桜新町にて4月下旬より提供されるとのことです(魚は生育中)。

農業スタイルを変える? 遠隔モニタリングやロボット

農業では、環境の変化など観察が欠かせません。もちろん、アクアポニックス栽培でも野菜・魚・バクテリアが共生する環境づくりには観察が必要です。

そこで「AGRIKO FARM 桜新町」にはカメラを設置。撮影された写真や映像を遠隔地から観察したり、農園との音声コミュニケーションをとったりできるといいます。

また、有機農業×ロボット×AIのスタートアップ 株式会社トクイテン協力のもと農園管理ロボット開発を進め、在宅での農業が可能になるシステムを構築していく構えです。

“バリアフリーな農業”を目指して

AGRIKOは、誰もが携われる“バリアフリーな農業”の実現を目指して設立されました。遠隔モニタリングや管理ロボットは、高齢者や障がい者が無理なく続けられる農業を実現するソリューションと言えるでしょう。

今後は、継続が困難な農地・遊休地・ビル屋上に農園を開き、障がい者と企業をマッチングすることで継続可能な農福(農業×福祉)連携農園を目指すとのことです。

ちなみにAGRIKO代表の小林涼子氏は女優さんで、現在テレビ東京系で放送中のドラマ『花嫁未満エスケープ』にレギュラー出演中。

PR TIMES(1)(2
株式会社AGRIKO

(文・Higuchi)


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA