Samsung、UFS 4.0ストレージを発表


 
Samsungは現地時間5月3日、Universal Flash Storage(UFS) 4.0を開発したと発表しました。
 
SamsungはUFS 4.0について、すでにUFS規格を定めるJEDECの承認を得ていることを明らかにしています。

5Gスマホのストレージとして最適

同社によると、UFS 4.0の1レーンあたりの帯域幅は、現行のUGS 3.1のおよそ2倍となる23.2Gbpsとなっており、「膨大な量のデータ処理が求められる5G対応スマートフォンのストレージに最適」とのことです。
 
またSamsungの第7世代V-NANDと独自のコントローラー技術により、UFS 4.0のシーケンシャルリードは最大4,200MB/s、シーケンシャルライトは最大2,800MB/sを実現しています。

量産開始は今年7月〜9月

UFS 4.0は消費電力効率にも優れており、mAあたりのシーケンシャルリード速度は6.0MBと、前世代よりも46%も向上しています。Samsungは「バッテリー持続時間の向上に貢献する」と説明しています。
 
UFS 4.0のサイズは11ミリ×13ミリ×1ミリ、容量は最大1TBです。
 
なお量産開始時期は2022年第3四半期(7月〜9月)とのことです。
 
SamMobileは、年内の発売が見込まれる折りたたみスマホGalaxy Z Fold4/Flip4、来年早々に登場見込みのGalaxy S23シリーズに、まずUFS 4.0が搭載されるのではないかと予想しています。
 
 
Source:Samsung Semiconductor/Twitter, SamMobile
(lunatic)


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