サウジアラビア王国の国有石油会社であるSaudi Aramcoが、時価総額においてAppleを追い越し、世界最大の企業となった、とBloombergが報じています。
原油価格の高騰とパニック売りが影響か
原油価格が高騰する中で、テクノロジー銘柄の需要を鈍くするインフレの度合いが高まっており、現地時間5月11日付けでSaudi Aramcoの時価総額は約2兆4300億ドルとなり、2020年以来初めてAppleを上回りました。Appleの株価は5.2%下落し、評価額は2兆3,700億ドルとなりました。
もし仮にこの動きが短期間で終わり、Appleが再び首位に返り咲いたとしても、この位置関係の逆転が世界経済にもたらす影響は大きい、とBloombergはコメントしています。
「多くのハイテク企業や株価収益率が非常に高い企業の銘柄でパニック売りが出ており、そこから出た資金は特にエネルギーに向かっているようだ。Aramcoのような企業は、この状況から大きな恩恵を受けている」と、Ingalls & Snyderのシニア・ポートフォリオ・ストラテジストのティム・グリスキー氏は述べています。
Source:Bloomberg via 9to5Mac
Photo:Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-454695/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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