iPhone利用率は44.1%、スマホ単体購入可は約4割、一括1円販売は約3割が認知

Apple iPhone SE(第3世代)
 
MMD研究所は5月13日、「2022年5月スマートフォンOSシェア調査」の結果を発表しました。iPhoneユーザーの割合は44.1%で、10代〜20代ではiPhoneユーザーが過半数でした。キャリアショップで通信契約なしでスマートフォンを単体購入できることの認知度は39.0%で、「一括1円」の認知度は31.6%でした。

iPhoneのメイン利用率は44.1%

MMD研究所の「2022年5月スマートフォンOSシェア調査」は、スマートフォンを所有する全国の18歳〜69歳の男女10,000人を対象として、2022年4月21日~4月24日の期間、インターネットで実施しています。
 
現在メインで利用しているスマートフォンをOS別でみると、iPhoneは44.1%、Androidが51.5%でした。2021年12月の調査(iPhoneが45.7%)と比べると、iPhoneの割合がわずかに低下しています。
 
MMD研究所 「2022年5月スマートフォンOSシェア調査」
 

10代〜20代の過半数はiPhone利用者

性年代別では、iPhoneの利用率が最も高いのは女性10代(84.1%)で、以下は女性20代(70.2%)、男性10代(70.1%)、男性20代(57.0%)と、10代〜20代では男女ともiPhoneユーザーが多数派となっています。
 
各年代とも、男性よりも女性でiPhone利用者の割合が高くなっています。
 
MMD研究所 「2022年5月スマートフォンOSシェア調査」
 
サブ利用しているスマートフォンは「ない」が92.7%でした。iPhoneは2.4%、Androidが4.1%でした。
 
MMD研究所 「2022年5月スマートフォンOSシェア調査」
 

iPhoneの中で利用者最多はiPhone SE(第2世代)

メインで利用しているスマートフォンのシリーズ名を、iPhoneとAndroidについてまとめたのが以下の表です。
 
iPhoneでは、iPhone SE(第2世代)が17.6%でトップ、以下iPhone8(10.4%)、iPhone12(9.2%)、iPhone11(9.2%)などと続いています。
 
Androidでは、AQUASシリーズ(28.3%)が最も多く、以下Xperiaシリーズ(21.1%)、Galaxyシリーズ(13.5%)などと続いています。
 
MMD研究所 「2022年5月スマートフォンOSシェア調査」
 

現在メインで利用しているスマートフォンの利用年数は、「1年〜2年未満」が27.3%で最多、以下「2年~3年未満」20.1%、「半年~1年未満」14.4%と続いています。
 
利用年数が2年未満という回答を合計すると55.7%でした。
 
MMD研究所 「2022年5月スマートフォンOSシェア調査」
 

契約なしでのスマホ単体購入、できることを知っているのは4割弱

キャリアショップで回線契約なしでスマートフォンを単体購入できることを「知らない」が61.0%で、「知っている」の39.0%を上回っています。
 
MMD研究所 「2022年5月スマートフォンOSシェア調査」
 

キャリアショップでスマートフォンを単体で購入した経験は「ある」が18.0%でした。
 
MMD研究所 「2022年5月スマートフォンOSシェア調査」
 

「スマホ一括1円」の認知、ニュースと店舗が多い

一部の店舗で、スマートフォンが「一括1円」などで販売されているのをこの1カ月間で見聞きした経験(複数回答可)は「見聞きしていない」の68.4%を除いた31.6%でした。
 
知ったきっかけは「ニュースを見て知った」が15.7%、「店舗で見かけた」が14.7%、「友人・知人から聞いて知った」が5.7%でした。
 
MMD研究所 「2022年5月スマートフォンOSシェア調査」
 
 
Source:MMD研究所
(hato)


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