まさに静寂!ソニーのノイキャン最強ヘッドホンがさらに進化!

いまやサウンドデバイスに必須となったノイズキャンセリング機能ですが、その技術の進化はどうやらとどまるところを知らないようです。

優れたノイキャン機能で支持を集めるソニーのハイエンド・ヘッドホン“1000Xシリーズ”よりまもなく登場するのは、現行人気モデル「WH-1000XM4」の後継機となる「WH-1000XM5」(予想実勢価格:4万9500円前後)。話題を集めているのは何と言っても、“業界最高クラス”を謳う強力なノイズキャンセリング機能。時代のニーズに応えた先進の通話性能、さらなる洗練を叶えた新デザインにも注目です。

ソニー「WH-1000XM4」といえば、2020年の発売以来、多くのユーザーから高評価を得ている大ヒットモデル。人気の秘密はなんといっても優れたノイズキャンセリング機能。

ヘッドホン内外に備えた4つの収音センサーが集めたノイズを、“高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1”とBluetooth オーディオSoCの連携により毎秒700回以上もの速さでセンシング。その時々の音響環境に合わせたノイズキャンセリングをリアルタイムで実現できることを大きな強みとしていました。


そして新モデル「WH-1000XM5」では、ノイズを集める収音センサーの数を、従来の片耳2つ・合計4つから、片耳4つ・合計8つまで一気に倍増。さらに収音したノイズをより効率よく処理するために、従来より搭載する“高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1”に加えて、“統合プロセッサー V1”を新たに搭載。ふたつの高性能プロセッサーの組み合わせによって精度の高いセンサー信号の制御が可能となり、より優れたノイズキャンセリング性能が発揮できるようになっているのです。

また新機能として、ヘッドホンの装着状況や環境に合わせて、ノイズキャンセリングの特性を自動的に最適化する“オートNCオプティマイザー”を搭載。これは使う人の髪型や眼鏡の有無、装着ずれといった個人差や、気圧の変化などをリアルタイムで検知し、自動的にノイズキャンセリングを最適化してくれるというもの。使用する場所の変化に合わせていつでも最適なノイズ除去を行ってくれるというのは、外出先で使用する機会が多いユーザーにとってはじつに頼もしい機能です。

ドライバーユニットには、新設計の30mmドライバーユニットを採用。ドーム部には軽く剛性に優れたカーボンファイバーコンポジット素材、エッジ部には柔らかな素材を使うなど特性の異なる素材を使い分けることで、より自然で伸びのある音質を実現しています。また柔らかなエッジ部は低音域の感度を高め、低音域のノイズ除去向上にも貢献しているとのこと。

加えて新時代のライフスタイルに合わせて、通話機能も強化。ビームフォーミング技術によって口元への指向性を高めたふたつのマイクと、5億サンプルを超えるAIの機械学習で構成したアルゴリズムが連動、ユーザーの声とそれ以外の環境ノイズを分離し、声だけをクリアに抽出してくれます。また内部マイク周辺の構造を見直して修正をかけたことで、不快な風切り音を低減。風が強い場所でも快適な通話をサポートします。

加えて注目したいのが、全面的に刷新されたデザインです。ヘッドバンドやイヤーパッドには肌当たりがやわらかな新開発のソフトフィットレザーを採用、全体としてスリムでシームレスなデザインへと生まれ変わっています。


また例えば、従来モデルでは頭のサイズに合わせてヘッドバンドの調整部を伸ばすと金属のパーツが露出してしまいましたが、「WH-1000XM5」では無段階スライダーを用いることでこの問題をクリア。サイズ調整を行っても見た目の印象が変わらない“ノイズレス”なデザインは大きな魅力です。

これらデザイン変更に伴い、携帯・収納に使う付属ケースもアップデート。従来モデルのように片側を折りたたんで収納するかたちではなく、2つのイヤーカップをスイーベルさせてケースに収める方法がとられています。そのためにケース自体はひと回り大きくなっていますが、中身が入っていない状態であればマチ部分が折りたたまるので、スペースをとることなく持ち運び可能。新幹線や飛行機の座席ポケットに入れても邪魔にならないのは嬉しいポイントです。

このほかハイレゾ音源をそのままの音質で再生できるハイレゾリューション・オーディオに対応。また高音質コーデック LDAC、高音質技術 DSEE Extremeに対応、ソニーが提案する“360Reality Audio”の認定ヘッドホンとして立体音場の再現も可能にするなど、どこをとってもシリーズ最高峰にふさわしい充実の機能と性能が満載のハイエンド・モデルです。発売は5月27日より。

>> ソニー「WH-1000XM5」

<文/&GP>

 

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