ユーザーに試して欲しいタスクの聞き取り調査を行い、実際の使用環境になるべく近いM1 UltraとM1 MaxチップのベンチマークテストをEngadgetが実施しました。その結果、M1 Ultraは40%〜100%高速化していることが明らかになりました。
読者にM1 Ultraでテストして欲しい使用環境を質問
Engadgetが読者にM1 Ultraチップでテストして欲しい使用環境を尋ねたところ、Adobe LightroomとPremiere Pro、Davinci ResolveとFusion、Blenderでの3Dモデリング、TensorFlowやPytorchなどの機械学習テスト、ゲームなど、かなりの数のリストとなりました。
読者の使用環境をもとにしたベンチマークテストを行った結果、CPU負荷の高いタスクではM1 UltraはM1 Maxの約2倍の速さであることがわかりました。GPUにより負荷のかかる用途ではそれほど劇的な違いは見られませんでしたが、それでも40%〜80%高速化していることが明らかになりました。
ハードウェアアクセラレーションがオンのとき最高の実力を発揮
M1 Ultraチップは、ビデオレンダリングやAI処理など、特定のタスクを高速化するために作られたチップのパーツであるハードウェアアクセラレーターがオンになるときに最高の実力を発揮することがわかりました。
Engadgetが行った10本の8K動画を同時に処理するテストでは、アクセラレーターのおかげで、M1 Ultraはわずか29秒で作業を完了させました。この結果は、16コアのAMD 5950XプロセッサとNVIDIA RTX 3080 Tiグラフィックスカード搭載PCの約2倍の速さであったとのことです。
Source:Engadget/YouTube via 9to5Mac
Photo:Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-455776/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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