iOS15.6のパブリックベータ登場〜iOS15最後のバージョンか

ios15.6
 
Appleは19日(現地時間)、iOS15.6及びiPadOS15.6、macOS Monterey12.5のパブリックベータ1をリリースしました。いずれも開発者向けのベータ1が登場した翌日のリリースとなります。

パブリックと開発者向けの違い

パブリックベータとは名前の通り、正式版のリリースを前に、希望する一般ユーザー向けに提供されるベータ版のことで、開発者向けのベータシリーズとは異なります。
 
以前は何度か開発者向けにベータ1、ベータ2と版を重ねていきながらバグに対応していくのが常でしたが、iOS15以降は開発者向けの翌日にはパブリックベータが登場することも多く、今回もこうした流れに沿ったものとなります(開発者向けのベータシリーズを入手するためには、有料のデベロッパープログラムに参加する必要があります)。

事実上iOS15シリーズの最後?

ニュースサイトMacRumorsによると、iOS15.6やiPadOS15.6には新機能が搭載されておらず(少なくともベータ版)、バグ対応を主としたマイナーアップデートとのことです。実際、通常ならばAppleが公開するリリース情報も今回はありません。
 
主だった機能もリリース情報もないバージョンが登場した理由は、6月に開催されるWWDCでのiOS16を前にしたアップデートだからだと考えられています。つまり、新機能iOS16を楽しみに待つ必要があり、事実上は今回がiOS15シリーズ最後のアップデートではないか、というわけです。
 
また、同タイミングでmacOS Monterey12.5のパブリックベータ版もリリースされており、こちらも主だった新機能は確認されていません。
 
 
Source:MacRumors(1),(2)
(kihachi)


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