TIME誌が毎年発表している「最も影響力のある100人」に、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が選ばれ、同雑誌の表紙を飾りました。
卓越ぶりを評価
TIME 100は、過去12カ月間で影響力があったと考える100人をリストアップしたもので、ティム・クックCEOは2015年以来、7年ぶりの選出となります。
同誌は「ティム・クックにとってAppleはライフワークであり、この仕事でティムは卓越ぶりを発揮している」とし、「世界最大級の企業における彼のリーダーシップは、現代のどのCEOよりも広範囲で発揮されている」と最大限の賛美を送りました。
執筆したのはジョブズ氏の元妻
実はティム・クックCEOのプロフィールを執筆しているのは、ローレン・パウエル・ジョブズ氏です。スティーブ・ジョブス氏の元妻であり、社会活動家として活躍している彼女は、亡き夫が創業したAppleを前進させ続けているクック氏に称賛を惜しみません。
彼女は「深く正確にAppleの目標を設定し実行に移すこと、そして会社が社会に及ぼす影響に責任を持つことへの強烈なプレッシャーは、想像を絶するに余りある」とし、Appleを成功に導いているだけでなく、「道徳的リーダーシップ、技術革新、環境保護、人道主義の模範」である点も評価しました。
以前からマイノリティの権利尊重を掲げてきたように、クックCEOが公私ともども積極的に社会活動へ参加し、社会をより良い方向に導こうと努めていることは広く知られています。
例えば2020年のWWDCでは、開発者向けの技術イベントでありながら(WWDCは「世界開発者会議」の略称)、「道理を欠いた殺害」だとして警官によるジョージ・フロイドさんの圧死事件について言及を行い、予算1億ドル(約128億円)の「人種公道正義イニシアティブ(Racial Equity and Justice Initiative)」を立ち上げることを発表、大きな注目を集めました。また、先日も母の日を記念し、世界中の母親達に対して感謝を伝えるメッセージを公開しています。
Source:TIME
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-457379/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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