決済・解錠可能なスマートリング「EVERING」が16社から10億円調達、活用シーン拡大へ

株式会社EVERING(以下、EVERING)は、キャッシュレス決済とドア解錠機能を搭載したスマートリング「EVERING(エブリング)」を開発・販売中。

同社はこのたび、「EVERING」の活用シーン拡大を目指し、事業パートナー企業など計16社を引受先とする10億円超の資金調達を実施しました。

あらゆる生活シーンを指輪ひとつでつなげたい

「EVERING」は、Visaのタッチ決済を利用できるキャッシュレス決済機能と、スマートロック「bitlock」と連携したドア解錠機能を搭載した指輪型のデバイス。

2度の先行予約販売はすぐに完売し、2021年10月1日より一般販売を開始しました。

EVERINGは、同デバイスの機能を拡張し、公共交通機関・ヘルスケア・レジャー・エンタメなどあらゆる生活シーンを指輪ひとつでつなげる便利な社会の実現を目指しています。

16社から10億円超の調達

EVERINGは今回、伊藤忠商事株式会社・ライフカード株式会社・株式会社サニーサイドアップグループなど計16社を引受先として、10億円超の資金調達を実施。

「EVERING」の専用アプリを共同開発している株式会社Sun Asteriskなど各事業パートナーとの連携により、機能拡張へ向けた事業開発を加速する見込みです。

各事業パートナーとの今後の展開

引受先となった凸版印刷株式会社は、入退室管理・勤怠管理など自社のセキュアサービスと「EVERING」を組み合わせ、5月31日(火)より販売を開始。リング型デバイスの携帯性・ファッション性にセキュリティ技術をかけ合わせた新たなプロダクトを展開します。

また今後は、バイタルデータを取得できるリング型デバイス(開発中)を活用したヘルスケア領域のほか、不動産・自動車・エンタメなどの領域でも新サービスを開発する構えです。

このほか、戸田建設株式会社とは建設やスマートシティ構築の分野で、大和ハウス工業株式会社とはヘルスケア分野での協業が見込まれています。

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「EVERING」公式サイト

(文・Higuchi)


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