米マイアミ国際空港のカーゴから21,000ドル(約283万円)相当の、iPhoneを始めとしたApple製品を持ち去ろうとした作業員が、現地警察によって起訴されました。
MacBookやiPhoneなど300万円弱
起訴されたのは、チリのLATAM航空の下請け企業でカーゴを担当していた作業員2人です。2人は2022年5月、チリに向けて輸送予定の貨物パレットから、21,000ドル(約283万円)に相当するApple製品を強奪したことが分かっています。盗難に遭ったボックスの中は、MacBook ProやAirPodsシリーズ、iPhoneといった人気製品が含まれていました。
防犯カメラには、彼らが出荷用パレットから貨物ボックスを抜き取り、ゴミ箱の中に隠している犯行現場がしっかりと映り込んでいました。2人はその後、ゴミ箱を壁際に転がすと、中のボックスを服で覆い小脇に抱えて立ち去ったそうです。
さらに盗難に遭った企業から他にもApple製品が盗まれているとの報告があり、警察がさらなる捜査を行ったところ、2人が防犯カメラに映り込んでいた日以外にも度々貨物を盗み出していたことが発覚しました。
かつては50億円規模の事件も
自由に空港内外を移動できる立場を利用して、再販による利益が見込めるApple製品を狙い撃ちした事件は過去にも存在します。
代表的な事件は、ロシア最大手のAeroflot航空の従業員らが組織的に、iPhoneやApple Watch、iPadなど50億円相当の盗難製品を密輸していた事件でしょう。
国を跨いだ大規模な事件とあって、発覚した際はロシア政府も公式コメントを発表する事態にまで発展しました。
Source:Local10 via AppleInsider
Photo:Flickr/Jack Wallsten
(kiahchi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-464369/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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