アウトドア8ブランド最新ウエアの防水機能に迫る!【夏の流行モノ指名買いリスト】

【夏の流行モノ指名買いリスト】

時に、過酷な環境下での活動も必要とされるアウトドアシーンにおいて、機能の進化は生存率を上げ、パフォーマンスを向上させる重要なカギ。ここではアウトドアブランド各社の最新ウェアに採用されている防水テクノロジーを紐解いてみよう。

*  *  *

1. THE NORTH FACE「フューチャーライト ドリズルジャケット」(2万9700円)

<PRESS COMMENT>

従来の防水透湿素材とは違い、通気性が高いため衣服内の蒸れの抜けもスピーディー。またシート状ゆえのしなやかさも魅力的です(嶋田哲也さん)

 

75デニールの表地はハリが ありながらもしなやかな着心地で、上半身の動きも実にスムーズ。フード後部のアジャスタードローコードが雨天時にも明朗な視界を確保する。

【このアイテムに使われた防水テクノロジー】
フューチャーライト

ミクロ単位のポリウレタン繊維を吹き重ねるナノスピニング製法でシート状にすることで、一般的な防水透湿素材の約20倍の通気性を獲得。また薄くしなやかでストレッチ性もアリ

2. mont-bell「サンダーパス ジャケット Menʼs」(1万560円)

<PRESS COMMENT>

防水性と透湿性をバランスよく備えた本作では、雨 中でも快適に行動できるよう 、フードや袖口のフィット感にもこだわっています(小野立さん)

 

しなやかな風合いの3レイヤー地を使用し、腕上げがしやすいパターンで仕上げているため動きやすく、軽快な着心地を実現。エントリーからハードユースにまで幅広く対応する。

【このアイテムに使われた防水テクノロジー】
ドライテック(3レイヤー)

防水性を高めると透湿性が低下するというポリウレタン防水素材の弱点を解決したオリジナル素材。表面に耐久撥水加工を施し、雨を防ぎながら汗や水蒸気をスムーズに外へ逃す。

 

3. Columbia「セカンドヒルジャケット」(2万2000円)

<PRESS COMMENT>

ポイントはやはり裏地。安心の耐水性と肌のベタつき軽減を兼ね備えた2.75層素材は、ジメジメした梅雨時期に活躍間違いなし!(内藤教之さん)

 

快適な肌触りと軽量性を併せ持つ、2.75層構造の「オムニテック」を採用。表面は摩擦に強い耐性を発揮し、肌面はプリントとマイクロビーズ加工で汗かき時の不快感を軽減する。

【このアイテムに使われた防水テクノロジー】
オムニテック

特殊配合の防水透湿メンブレンが水の浸入を防ぎながら、蒸れなどの湿気を放出。これにより防水透湿はもちろんのこと、吸湿速乾性能においても優れたパフォーマンスを発揮する。

 

4. Marmot「ゼロストームジャケット」(1万7600円)

<PRESS COMMENT>

同素材は高い防水透湿性能に加え、しなやかな風合いとコンフォータブルな着心地が特長。シンプルでタウンユースにも重宝します(齋藤淳さん)

 

運動性を追求し、デサントの研究開発拠点DISCと共同開発したオリジナルパターンを採用。腕・肩周りに可動域を持たせることで、裾がずり上がりにくくアクティブシーンに対応。

【このアイテムに使われた防水テクノロジー】
ダーミザクス

風雨に対する優れた耐水圧性と安定した防水性能を発揮。また特殊無孔質メンブレンによる高い透湿性により、しなやかさと強度を両立。表地の質感を損なわず 快適性を約束する。

 

5. MOUNTAIN HARDWEAR「T3 ジャケット」(2万7500円)

<PRESS COMMENT>

2.5層の軽さと3層の着心地の良さに加え、防水性も十分。夏山で使える機能性の高さはタウンユースでも十二分に効果を発揮します(藤田貴久さん)

 

夏の北アルプス登山を想定した本作は、2.5層素材にドットの立体加工を施した「2.75層」素材でコンパクトながら柔らかな着用感。通気性が高くウィンドシェルとしても活用可能だ。

【このアイテムに使われた防水テクノロジー】
ドライQ

表面に細かな気孔を施すことで、汗の水蒸気を外に発散しつつ外側からの水は通さないという独自開発の防水透湿性テクノロジー。長年使用しても劣化しにくく優れた耐久性が特長。

 

6. Jack Wolfskin「JP トレイルヘッズ ジャケット」(4万700円)

<PRESS COMMENT>

高レベルの耐水透湿性は当然ながら、さらに約10年間程度の使用にも耐えうると実証済み。サスティナブルな商品となっています(宮城義真さん)

 

スマホ収納にも最適なチェストポケットや脇下のベンチレーション、ワンハンドで調整可能な首元スピンドルなど、本格ディテールを満載した最新型の3レイヤーハードシェル。

【このアイテムに使われた防水テクノロジー】
テキサポール トレイン

オリジナルの防水透湿素材「テキサポール」と東レの最新テクノロジー「トレイン」を融合。メンブレン、裏材、シームテープ全てにおいて、従来品よりも長期間の耐 久性保持に成功。

 

7. HELLY HANSEN「コンフォートレインコート」(4万8400円)

<PRESS COMMENT>

しなやかな肌触りにもこだわっており、蒸れを感じやすい箇所にベンチレーションホールをあしらうことで、衣服内を快適にキープ(安西恵里奈さん)

 

3層構造の生地の裏側を微起毛にし、肌に触れた際の快適性にもこだわったレインコート。透湿が50,000g/m2。ロング丈とワイドな身幅でゆったりとした着心地が味わえる ロング丈とワイドな身幅でゆったりとした着心地が味わえる。

【このアイテムに使われた防水テクノロジー】
ヘリーテック プロフェッショナル

極細構造で汗をかいても高い透湿性を発揮する「ヘリーテック」の中でも、耐水圧20,000mm以上、透湿量20,000g/m2・24h以上を誇り、海上などの過酷な状況下でも機能する。

 

8. karrimar「バーサタイル A/C フーディー」(3万9600円)

<PRESS COMMENT>

高通気・高透湿でありながら防水性も文句なく、トレイルランニングなどのアクティブな動きを伴うアクティビティには最適です(中島亜唯さん)

 

衣服内の蒸れを解消し快適に保つため、ボディ左サイドにジッパーを搭載。抗菌素材を採用したポケットの内部には仕切りとメッシュポケットが設けられ、収納物の混在も防げる。

【このアイテムに使われた防水テクノロジー】
パーテックス シールドエア

パーテックスが、ナノスケールのポリウレタン樹脂を吹き付けて形成するマイクロスピニング製法にて作り上げた新素材。高通気・高透湿&耐水性から行動着に多く用いられる。

>> 特集【夏の流行モノ指名買いリスト】

※2022年6月6日発売「GoodsPress」7月号50-51ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/TOMMY>

 

【関連記事】

◆雨をバンバン弾く!シエラ×ジャーナルのレインウエアで梅雨を乗り越えよう!
◆軽量・防水・高耐久で動きやすいカリマー×ゴアテックスのレインウエア
◆見た目は紳士コートなのにアウトドアウエア並みの防水性を備えてます


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA