米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2022年6月23日、Appleが出願したiPhoneに画面下埋込み型指紋認証と顔認証を搭載する特許を公開しました。
短波長赤外線センサーを用いた認証機構
Appleはこれまでにも複数の画面下埋込み型指紋認証(Touch ID)と、画面下埋込み型顔認証(Face ID)の特許を出願しています。
今回出願されたのは、2021年7月に出願された画面下埋込み型指紋認証と顔認証の特許を更新したもので、短波長赤外線センサーを用いることが追記されています。
認証機構は、下記図表1Bの通り、光学イメージセンサー(114)を中心に構成されます。
また、光学機構(118)として、フォトダイオード、フォトトランジスタ、感光素子など任意のセンサーを組み合わせても良いと、特許には記されています。
図表1Aと6Aは、iPhoneにおける指紋認証での使用例です。ディスプレイ(600)には高解像度領域(604)と低解像度領域(606)があり、埋込み型指紋認証機構は低解像度領域に配置されます。
指紋認証を行う際は、低解像度領域に指を触れるように指示するアニメーションを表示することが想定されています。
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:The Silicon(@thesiliconnews)/Twitter
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-465395/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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