Meta、2022年の技術者採用計画を大幅縮小も、MRヘッドセット開発は推進

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Facebookを傘下に持つMeta Platformsの最高経営責任者(CEO)、マーク・ザッカーバーグ氏は現地時間6月30日、従業員に対し、2022年の技術者採用人数を最低でも30%減らすと通達しました。

新規採用枠を縮小、空席のままのポジションも

Metaは当初、2022年に約1万人の技術者を新規採用する計画でした。しかし経済的な見通しが暗いことから、新規採用を6,000人〜7,000人に抑えると、ザッカーバーグCEOは述べています。
 
また同CEOは新規採用枠の縮小に加え、離職などにより空席となったポジションの一部に新たな人員を配置せず、当面空席のままとすることも明らかにしました。
 
さらに、より「挑戦的な」目標を達成できないスタッフは、自ら退職したほうがいい、とも語っています。

組織のスリム化とMRヘッドセットの開発推進

Metaの最高製品責任者(CPO)を務めるクリス・コックス氏も社内向けメモにおいて、組織のスリム化と効率化の重要性を主張しています。
 
またFacebookとInstagramのユーザーのフィードにおける流行をいち早く察知する人工知能(AI)強化のため、今年末までにデータセンターのGPU数を5倍にする必要があるとも述べています。
 
コックスCPOによれば、Metaのハードウェア部門は複合現実(MR)ヘッドセット、コード名「Cambria」の2022年後半(7月〜12月)の発売を目指し、開発を推進しているとのことです。

 
 
Source:Reuters
(lunatic)


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