IntelのゲルシンガーCEO、TSMCと3nmプロセスでの製造委託延期を協議か

Intel TSMC
 
Intelの最高経営責任者(CEO)であるパット・ゲルシンガー氏が、2022年8月にTSMCを訪問し、3nmプロセスでのプロセッサ製造延期について協議するとDigiTimesが報じました。

Intel向け製品製造のため新工場を建設したTSMC

今回ゲルジンガーがTSMCを訪問する目的は、IntelがTSMCの3nmプロセスでの製造委託を計画している「第14世代Coreプロセッサ(開発コードネーム:Meteor Lake)」に関する協議である可能性が高いと、DigiTimesは伝えています。
 
RetiredEngineer氏(@chiakokhua)はゲルジンガー氏とTSMCの協議事項について、不確かな噂ではあるが下記の点が課題になると説明しています。
 

  • Intelが、今後1年間における製造プロセス(Intel 4)と、その生産計画に関する緊急修正を行った
  • その結果に基づき、ゲルジンガー氏とTSMCのマーク・リュー会長が協議する
  • 第14世代Coreプロセッサ(開発コードネーム:Meteor Lake)は、2022年末に量産開始し2023年上半期(1月〜6月)に発売する予定だったが、2023年末に延期された
  • 同プロセッサのGPU tileはTSMCの3nmプロセスで製造予定のため、量産開始時期の延期はTSMCの計画に悪影響を及ぼす

 
Wccftechは業界関係者の話として、Intelの都合によって第14世代Coreプロセッサ(開発コードネーム:Meteor Lake)の量産開始時期が遅れた場合、同社はTSMCに大きな代償を支払う必要があると伝えています。
 

M2 ProやM2 Max、M3の製造もTSMCの3nmプロセスと噂

TSMCの3nmプロセスでは、M2 ProやM2 Max、M3の製造が行われると予想されています。
 
 
Source:DigiTimes via Wccftech
Photo:Notebookcheck
(FT729)


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