道なき道も突き進む!無敵のSTRONG VEHICLE 6台【趣味と遊びのタフネスGEAR】

【趣味と遊びのタフネスGEAR】

未舗装路はもちろん、ちょっとしたガレ場さえも走破する、武骨で頼れるクルマに惹かれる人は少なくない。国産車では“ランクル”の愛称で親しまれ、世界中で支持されるランドクルーザーが王道。中でも、世界一過酷と称されるダカールラリーで得たノウハウがフィードバックされたGR SPORTは、武骨なスタイルと相まって強烈なオーラを放っている。

今年デビューしたレクサスLXも、ド級の性能を備えており、開発者が「過酷な路面を走り、壊しては直すを繰り返すことで性能に磨きをかけた」と語るように、高級車としての快適性と走破性を、突き抜けたレベルで兼備している。

また大柄なクルマが多いなか、唯一無二の存在であるご存知ジムニーに加え、北米ではすでにローグの名でデビューしているエクストレイルなど、人気・注目のモデルは数多い。

海外勢では8人乗りが登場したランドローバーのディフェンダーのほか、あえてスタイルを変えずに進化し続けるGクラスの人気も衰える気配はない。

 

1. 路面を選ばずどこを走っても最上級の走破性と乗り心地

LEXUS
「LX」(1250万円〜)

オン・オフ問わず、最上級の走破性と乗り心地を両立した、レクサスのフラッグシップSUV。パワートレインはV6 3.5Lのツインターボに「ここまで来たか」な10速ATの組み合わせ。1000万円オーバーながら人気爆発で、納車まで4年待ちの可能性も。

▲上:対地障害角は登坂能力が45度、最大安定傾斜角が44度。45度は崖のようなものだが、そんな急坂でもグイグイ登る 下:フラッグシップに相応しい上質なインテリア。盗難対策としても有用なレクサス初の指紋認証スタートスイッチを採用

▲ダートや砂地、岩石路、深雪路、泥濘路など、路面に合った走行をサポートするマルチテレインセレクトを搭載

 

2. 3列シートの8人乗りモデル“130”が仲間入り

LAND ROVER
「DEFENDER」(576万円〜)

ランドローバーといえば“砂漠の王様”レンジローバーだが、よりタフで武骨なデザインをまとっているのがディフェンダー。全長がショートの90、ロングの110に加え、5月末には3列シートを採用した8人乗りの130が追加され、乗車人数や用途により選べる幅が広がった。

 

3. GR SPORTは専用装備で戦闘力アップ!

TOYOTA
「LAND CRUISER」(510万円〜)

▲GR SPORT

いわずと知れた世界的名車。よりワイルドな顔付きのGR SPORTは、電子制御でスタビライザーの効果を変える世界初の“E-KDSSシステム”搭載やフロントにも電動デフロックを採用するなど、多くの専用装備が施されている。ただし、LX同様納車見込みが…。

 

4. 軽量・コンパクトで山道・林道でも最強!

SUZUKI
「Jimny」(148万5000円〜)

伝統のラダーフレーム構造を採用して卓越した走破性を備えつつ、他車にはない“軽量&コンパクト”の飛び道具を持つ、軽4WDの代表的存在。特に山道・林道に強く、狭く険しい悪路もスイスイ駆け抜ける。アフターパーツが充実しており、カスタムも存分に楽しめる。

 

5. 国内デビューが待たれる日産4WDの雄

NISSAN
「X-TRAIL」(価格未定)

日産の本格4WD車といえば、エクストレイル。2021年の上海モーターショーで、すでに次期型が発表され、北米ではローグとしてすでに販売中。日本デビューは今夏といわれ、そろそろ予約が開始されるといったウワサも。その仕上がりに期待したい。

 

6. スクエアボディで変わらぬ美学を突き進む

Mercedes-Benz
「G-Class」(1251万円〜)

1979年の登場以来、基本的なスタイルは継承しつつ、パワートレインや装備を随時ブラッシュアップしてきたオフローダー。2018年の大規模改良により、新開発のラダーフレームやサスペンションが搭載され、オフロード性能に磨きがかかっている。もちろん快適性もレベルアップ!

>> 特集【趣味と遊びのタフネスGEAR】

※2022年6月6日発売「GoodsPress」7月号92-93ページの記事をもとに構成しています

<文/GoodsPress編集部>

 

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