韓国メディアThe Elecが、Samsung DisplayがAppleの拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセット用マイクロ有機EL(OLED)ディスプレイの開発を開始すると報じました。
第1世代用マイクロLEDをソニーが、第2世代用をLGが供給と噂
AppleのAR/VRヘッドセット(第1世代)用マイクロLEDディスプレイは、ソニーが供給するとThe Elecが報じていました。
また、AR/VRヘッドセット(第1世代)のインジケーター用OLEDディスプレイを供給するLG Displayは、AR/VRヘッドセット(第2世代)用マイクロLEDディスプレイ受注を目指し、今四半期(2022年7月〜9月)に量産に向けた製品開発を開始する見通しです。
AR/VRヘッドセット(第2世代)用マイクロLEDディスプレイの画素密度は、3,000ppi〜4,000ppiになると、Patently Appleが伝えていました。
iPhone14用OLEDと同じ3社が供給へ?
AR/VRヘッドセット(第1世代)は2023年1月、AR/VRヘッドセット(第2世代)は2025年上半期(1月〜6月)に発表されるとみられていることから、Samsung Displayが開発するマイクロOLEDディスプレイは、AR/VRヘッドセット(第2世代)向けと予想されます。
中国BOEが、マイクロOLEDディスプレイを開発済みとの情報もありました。
名前のあがった4社のうち、LG Display、Samsung Display、BOEはいずれもiPhone用OLEDディスプレイのサプライヤーであることが知られています。
同じサプライヤーがマイクロLEDディスプレイの開発を行うのは、各社を競わせることで価格交渉を有利に進めようとするAppleの意向が働いているのかもしれません。
Samsung DisplayはApple向けだけではなく、Samsung ElectronicsとMicrosoftが共同開発するAR HoloLensへの供給も視野に入れていると、The Elecは伝えています。
Source:The Elec
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-469242/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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