米NetflixがMicrosoftと提携。広告付き低価格サブスク導入で

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米Netflixは現地時間7月13日、Microsoftと提携し広告付き定額制の新プランを提供することを発表しました。新プランの導入にあたり、広告技術及び販売パートナーとして提携するとのことです。

米Netflix、Microsoftと提携

Netflixのテッド・サランドス共同最高経営責任者(CEO)は6月、より低価格な広告付き定額プランの導入を計画していることを公式に認めました。当時、サランドスCEOは、同社が広告販売パートナーと交渉中であると発言していました。
 
Netflixのベーシックプランの月額料金は9.99ドル(日本では990円)で画質はSD画質(480p)、スタンダードプランではHD画質(1080p)を提供しており、月額料金は15.49ドル(日本では1,490円)となっています。月額料金19.99ドル(日本では1,980円)で最も高額なプレミアムプランでは唯一、超高画質(UHD 4K)に対応しています。
 
広告付き定額プランで提供される画質の品質は、ベーシックプランに近いものになるのではないかと予想されています。

Netflixの加入者は減少傾向

Netflixは過去に、広告付きの低価格な定額プランを導入する予定はないと発言していたものの、第1四半期(1月〜3月)の業績発表後にこのプランの計画を発表しました。同社の加入者は10年ぶりに減少し、売上高の伸びも大幅に鈍化しました。Netflixはこの低迷について、「複数世帯間でのアカウント共有の増加」と「サービス間の競争の激化」が原因だと主張しています。
 
広告付きプランの提供は、現時点でリーチできていない顧客の獲得に繋がる可能性があり、サランドスCEOは、このプランとテスト中のアカウントを共有するユーザーに追加料金を請求する機能の導入により、成長率は回復すると考えていると述べています。
 
同社は2022年末までに、この広告付き新プランの提供を開始する可能性があるとのことです。
 
 
Source:Netflix via MacRumors
(m7000)


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