75歳のスピルバーグ監督がスマホでミュージックビデオ撮影

スピルバーグ スマートフォン MV 撮影
 
映画界の世界的巨匠として知られるスティーブン・スピルバーグが、スマートフォンのカメラを使い、ミュージックビデオ(MV)で監督デビューしました。

75歳にして巨匠がMVデビュー

「ET」「ジョーズ」「インディ・ジョーンズ」「ジュラシック・パーク」「プライベート・ライアン」などなど、誰しも一度は映画の名前を耳にしたことがあるでしょう。
 
彼がいなかったらユニバーサル・スタジオの光景はまったく別物になっていたと確信してしまうほどの高名な映画監督が、スティーブン・スピルバーグです。そんなスピルバーグ監督が、75歳にしてスマートフォンでMVを撮影し、ミュージックビデオ業界でデビューを果たしました。
 

 
さすがは巨匠とも言うべきか、動画はカットなしのワンショットです。
 
カメラの向こうでギターを演奏するのはマーカス・マムフォードで、これがソロデビュー曲となります。また衣装や音曲を担当しているのは、マムフォードの妻であり女優としても有名なキャリー・マリガンで、映画ファンとしては見逃せないMVとなっています。

もはやスマホと高性能機材との垣根はない?

有名な映画監督がスマートフォンを大胆に用いて動画を撮影するのは、枚挙に暇(いとま)がありません。過去にはiPhoneを用いて、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン監督や、「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリー監督が魅力的な動画を撮影しています。
 
今回のスピルバーグ監督によるMVもそうですが、スマートフォンと高性能カメラとの違いは、指摘されてもなかなか分からないレベルにまで到達しています。手元にスマートフォンさえあれば、何歳になってもアイデア一つで、どこまでも創造性を発揮できることを教えてくれますね。
 
 
Source:The Variety,marcusmumford/Instagram
(kihachi)


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