iPhone14 Proの常時点灯ディスプレイ搭載、Xcode14ベータ4が示唆

iPhone14 Pro 常時点灯ディスプレイ Xcode14
 
iPhone14 Proへの常時点灯ディスプレイ搭載を示す情報が、Xcode14のベータ4から発見されました。スリープモードになると表示が暗くなり、色がモノクロになりますが、時計などを確認可能です。

XCode14ベータ4のシミュレータで確認可能

iPhone14 ProとiPhone14 Pro Maxには、ロック画面に時計などの情報を表示し続ける常時点灯ディスプレイが搭載されると噂されており、先日はロック状態で壁紙が暗くなることがわかる動画を米メディア9to5Macが公開しました。
 
開発者のrhogelleim(@rhogelleim)氏は、開発者向けに提供されているXcode14ベータ4のSwiftUIプレビューで常時点灯ディスプレイの動作が見られる、としてウィジェットに使われているカラフルな画像がモノクロに変化した画像をTwitterに投稿しています。
 
米メディアMacRumorsのライター、スティーブ・モーザー氏もXcode14ベータ4のシミュレータで常時点灯モードを使うと、表示が暗くなり、クジラの色がモノクロになったと報告しています。
 


 

可変リフレッシュレートの下限値引き下げで実現か

常時点灯ディスプレイは、iPhone14シリーズ4モデルのうち、iPhone14 ProとiPhone14 Pro Maxにのみ搭載されると噂されています。
 
常時点灯ディスプレイ搭載モデルは、Apple Watchと同様、スリープ状態でも時計や一部ウィジェットを画面の輝度を落として表示し続けるとみられます。
 
また、iPhone14 ProとiPhone14 Pro Maxのディスプレイはリフレッシュレートを1ヘルツ(Hz)〜120Hzの間で変化させることが可能で、iPhone13 Pro、iPhone13 Pro Maxの10Hz〜120Hzよりもリフレッシュレートの下限を引き下げることで常時点灯を実現できると考えられています。
 
Bloombergのマーク・ガーマン記者は、iOS16でロック画面にウィジェットを配置可能になったのは、常時点灯ディスプレイに対応するためではないか、と指摘しています
 
 
Source:rhogelleim(@rhogelleim)/Twitter via MacRumors
(hato)


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