キャッシュレス決済で広島のマツ林再生に貢献。ナッジ、クレカ活用のプロジェクト始動

金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた「フィンテック(FinTech)」に“環境保護への貢献”の要素を加えた「グリーン・フィンテック」が、ヨーロッパを中心に発展している昨今。

国内でも、クレジットカードの利用を通じて地球環境保護を支援するサービスが増えているといいます。

そんななか、ナッジ株式会社(以下、ナッジ社)は、クレジットカード「Nudge(ナッジ)」を活用して広島県のアカマツ林を再生するプロジェクト「広島Nudgeの森」クラブを開始しました。

“好き”を応援できるVisaカード

Nudgeは、普段使いで“好き”を応援できるVisaカード。カフェやコンビニなど、普段の買い物で使うだけで、好きな事業者・ブランドや、スポーツチームやスポーツ選手、アーティストの応援につながります。

年会費や入会金は不要。Visaのタッチ決済機能搭載で、カードをかざすだけですぐに決済が完了します。

また、AIを用いた独自審査をおこない、柔軟にクレジットカードを発行するため、学生やアルバイト、フリーランスでも作りやすいとのことです。

キャッシュレス決済が植樹につながる

ナッジ社は今回、Nudgeの仕組みを活用して広島県のアカマツ林を再生するプロジェクト「広島Nudgeの森」クラブを開始しました。

「広島Nudgeの森」クラブのユーザーが買い物の際にNudgeで支払うだけで、利用料金の一部が、広島県のアカマツ森での植樹活動支援に使われます。

また、ユーザー全員による貢献は相当する苗木の本数(累計決済額10万円ごとに1本の苗木に相当する支援を実施)に換算され、アプリ上でリアルタイムにチェックすることが可能。

そのほか、カード利用による支援の返礼として、協賛企業であるCalbee Future Laboのお楽しみパックや、同じく協賛企業である広島ドラゴンフライズの試合観戦チケットなど、さまざまな特典を用意しています。

「マツ枯れ」が進む広島県

広島県は、日本有数のアカマツの生息地と言われています。しかし、平成に入ってからは松くい虫の寄生虫を原因とする「マツ枯れ」によって森林の機能が低下し、豊かな森林が徐々に枯れているとのこと。

今回の植樹の舞台となる東広島市のマツ林でも「マツ枯れ」が進んでいますが、スギやヒノキと違って補助金の対象ではないため、補助金を用いた再生が難しいようです。

そこで、ナッジ社は東広島市と連携し「広島Nudgeの森」クラブを立ち上げました。

PR TIMES
「広島Nudgeの森」クラブ
Nudge

(文・Haruka Isobe)


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