MacBookシリーズの出荷台数増加によりQuantaの第3四半期業績好転が期待

Apple MacBook Air
 
対前年比での利益大幅減が伝えられていた台湾Quanta Computerについて、2022年第3四半期(7月〜9月)に同社が製造を担当するラップトップの出荷台数が大幅に増加するとの見通しを、DigiTimesが報じました。

同業他社を上回る出荷台数増加見込み

Quanta Computerが製造を担当するODM(Original Design Manufacturing)製品としてのラップトップのうち、特にMacBookシリーズの出荷台数が増加したことが2022年第3四半期(7月〜9月)の出荷台数大幅増に繋がっているようです。
 
DigiTimesがサプライチェーン関係者から入手した情報によれば、2022年第3四半期(7月〜9月)のQuanta Computerが製造するラップトップの出荷台数は、2022年第2四半期(4月〜6月)から20%増が見込まれるとのことです。
 
この増加見込みは、同業他社のそれを上回るとDigiTimesは伝えています。

M2搭載MacBook Airが出荷台数増に貢献か

Quanta Computerの2022年第2四半期(4月〜6月)の純利益は39億6,000万ニュー台湾ドル(約177億円)で、2021年第2四半期(4月〜6月)と比べて50%の減益と報告されていましたが、今期はそこからの回復傾向にあるようです。
 
同社はODM製品として、M2搭載MacBook Airの製造を担当していることから、同製品の人気がQuanta Computerの出荷台数増加に貢献していると予想されます。
 
 
Source:DigiTimes
Photo:Apple
(FT729)


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