今さらMac mini 2012をSSDに換装&メモリ増設してみる

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Mac mini 2012を買ってもう6年が経過しようとしています。
最近では動作が遅く、まともに動きません。
当時はSSDメモリの価格が高くなかなか手を付けられなかったが、安くなってきた今こそ改造すべき!

SSDの選び方

最初に気になるのは容量だろう。
容量が多ければ多いほど値段も上がります。
特に制限はないのだが、BootcampストレージMacWindowsで分割したいので、最低でも64GBくらいは必要かと考えています。
ファイル自体は別途サーバーに保存しているので、128GBあれば十分かと思います。

SSDは厚さがキモ

Transcend SSD 2.5インチ MLC


ここが一番重要だ。
Mac miniSSD選びで容量より重要なのが、SSD本体の厚さです。
Mac miniに搭載するSSDの厚さは7mm以下でないと入りません!
理想は6.9mm以下です。
ほんとに重要ですのでもう一度言います。
SSDの厚さは7mm以下!
結構いい値段しますので、買ってから入らなかったでは遅いです。

NANDタイプが意味するもの

良くSSDの仕様のところで「NANDタイプ」というものを目にしたことはないだろうか。
よく見るのが、MLCTLCです。
何を意味するかと言うと、ズバリ!耐久性と価格が比例しています。
SLC > MLC > TLC

最近は、3D MLCやら3D TLCというのもあるみたいですが、詳しく知りたい方はググってみてください。

SSDを探す

条件が固まったところで、いよいよSSD選びです。
私なりにそこそこのスペックと値段で絞ったものを紹介します。
個人的な条件としては、容量120GB以上MLCタイプで、価格は1万円以下
正直、クルーシャルを使って換装する記事が圧倒的に多いですが、若干厚みがあるため、入れるのに苦労しているようです。
すると、1つのメーカーに絞られました。
キングストンも捨てがたかったが、トランセンドです!


はい、決まりです。

メモリの選び方

メモリはどのくらいあれば良い?

Mac mini (Late 2012)が人気なのは、Mac miniシリーズの中でメモリ増設交換できる最後のモデルだからだ。
Appleの公式サイトでもメモリ仕様や取り外しの方が掲載されています。

Mac mini (Late 2012) および Mac mini server (Late 2012) には、2 つのメモリスロットが装備されています。
これらのスロットには、次の仕様の標準の PC3-12800 DDR3 204 ピン SO-DIMM (Small Outline DIMM) を装着できます。
・・・
各スロットには、2 GB、4 GB、または 8 GB の RAM モジュールを装着できます。
最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、サイズが異なるメモリモジュールを組み合わせるのではなく、同じメモリモジュールを2枚一組で取り付けてください。

引用:Mac mini (Late 2012):メモリ仕様とアップグレード – Apple サポート

実際、Mac mini 20122つのスロットあり、標準では2GB×2枚が搭載されている。
メーカーはELPIDAエルピーダ)、経緯は知らないが、現在はMicron (マイクロン)というらしい。
今は4GBで重たいので、8GB16GBにしようと思う。

メモリを探す

Appleに書いてある仕様の要点をまとめると、

  • PC3-12800 DDR3 204ピン SO-DIMM
  • 同じメモリを2枚一組
  • 最大16GBまで

この条件で探してみると…

8GBの場合

16GBの場合

この辺りだと思います。
探していく上で、落とし穴があることに気づきました。
DDR3L-1600」または「PC3L-12800」とあり、「L」が付くと電圧1.35Vの意味らしく、適合しないとパソコンが起動しないこともあるらしい。
通常は1.5Vなので、「L」付きのものを買う際は「電圧1.35Vと1.5V両対応」と書かれてあるものを選ぶと良いらしい。

必要な工具

トルクスという星型の特殊なドライバーを使用するそうです。
サイズはT6T8
ダイソーなどの100均でも買えるとも噂だが、需要が少ないため在庫も少なく値段も高い。

HDDからSSDに換装

データを丸ごとコピー

SSDに交換する前に、HDDのデータを丸ごとコピーしてしまいましょう。
コピーソフトはお決まりの「Carbon Copy Cloner」ですね。

本来有料のソフトですが、試用版で十分です。
システムデータごとバックアップできるので、SSDコピーするだけでBootcampも入れ直す必要がなく、換装後はそのまま使用することができます。

SSDに交換する手順


こちらも既にたくさんの情報がありますので、他のサイトを参考にしてください。

最後に、メモリの交換・増設の方法はAppleの公式サイトにも掲載されていますし、マニュアルを見なくてもとても簡単です。

メモリの取り外しと取り付け


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