日本橋エリアの移動をお得でスムーズに。LINEで呼べるAI活用のシェアシャトルを検証開始

株式会社NearMe(以下、ニアミー)は、東京・日本橋エリアの移動をお得でスムーズにするべく、シェアシャトル「&MOVE日本橋」の試験運行を開始します。

この取り組みは、三井不動産株式会社(以下、三井不動産)と株式会社ShareTomorrow(以下、ShareTomorrow)が提供するMaaS「&MOVE」の一環として実施する実証実験です。

AIルーティング活用のスマートシャトル

ニアミーは、独自AIによる最適なルーティングでお得かつスマートな移動体験を実現する「スマートシャトル」を展開中。事前予約をもとに導出されたルーティングで、複数の人をピックアップして送迎する相乗り型のサービスです。

スマートシャトルには、自宅やホテルと空港をドアツードアで結ぶ「nearMe.Airport」、通勤や買い物などに便利な街なかを走る「nearMe.Town」、ゴルフ場への送迎に特化した「nearMe.Golf」などがあります。

「&MOVE日本橋」の概要

そんなスマートシャトルをベースに開発したのが「&MOVE日本橋」。東京駅八重洲口や地下鉄水天宮前駅、地下鉄三越前駅など日本橋エリアの利用に便利な12ヶ所を乗降車スポットとして展開します。

ユーザーは、「&MOVE」の公式LINEアカウントから乗降車スポット・人数を入力するのみ。AIルーティングによる最適ルートで迎えがきます。

1台に最大9名が乗車可能で、利用料金は1名・1乗車につき300円。9月17日(土)~12月31日(土)の土・日・祝日、10:00~20:00で試験運行します。なお料金は、現金・クレジットカード・PayPayで決済できるようです。

不動産×MaaSの「&MOVE」

「&MOVE」は、三井不動産とShareTomorrowが提供する不動産MaaS。複数の移動手段を組み合わせて提供するMaaSを不動産に取り入れ、施設利用者の移動をサポートするサービスです。

第1弾として2021年12月に、三井ガーデンホテル3店舗とパークアクシス2棟、ららぽーと豊洲へ導入。MaaS Global社のアプリ「Whim」でカーシェア・シェアサイクル・シャトルサービスなど利用者のニーズに沿ったモビリティサービスを提供し、SNSを通じて目的地周辺の情報を発信しています。

第1弾のとき、すでにニアミーとの連携がありました。このときニアミーは、シェアード・シャトルとしてオンデマンド型相乗りサービスを提供。今年3月には、nearMe.Townも提供し、&MOVEにおける移動手段の拡充を実現しています。

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株式会社NearMe

(文・Higuchi)


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