CT125ハンターカブをもっと楽しくしてくれる実用系パーツ5選

デビューから2年経っても、人気度抜群のハンターカブCT125(以下CT125)。ヘビーデュ―ティなデザイン、シーンを選ばない走行性能、そして肩肘の張らないサイズ感は唯一無比といってもいいでしょう。

CT125の魅力のひとつが、カスタムパーツの豊富さ。日本はもとより、同モデルの生産国であるタイなどからも、多種多様なカスタムパーツがリリースされています。見た目を変えて楽しめるだけでなく、実用性をグレードアップできるパーツがいろいろと用意されています。

今回は、中でも便利で役に立つパーツ5点をご紹介しましょう。

1.走行フィーリングアップと便利グッズの装着ができるハンドルバー

今のバイクライフでは、走行中のガジェットの使用は必須。ツーリング中にナビをさせたり、音楽アプリを使う人が多いと思います。ところがCT125のハンドルは、スマホホルダーなどが装着できない形状。そこで付けたいのが、デイトナの「マルチマウントバーFE(3960円)」。

装着は至って簡単で、付ければ様々なパーツやアイテムを増設していくことができます。さらに、ノーマルでは頼りない感じがするCT125のハンドリングに、グッと剛性感が増すという効果も。1品で2度おいしいパーツです。

>>デイトナ

2.ナビや音楽アプリを使いながら充電できるUSB電源

様々なアプリを使いながらツーリングしていたら、途中でスマホのバッテリーがなくなってしまった…。こういう経験は誰にでもあることです。特に地図アプリにナビゲーションさせると、バッテリーの消費が多い傾向にあります。ロングのツーリングでも楽しさを途切れさせないためのアイテムが、キタコの「USB電源キット2ポートタイプ(4400円)」。

USBポート2口を持った電源で、一度に2つのガジェットを充電することができます。CT125ならキーの脇にあるグロメットに装着することができ、自然な装着感で仕上がります。取り付けも非常に簡単で、ヘッドライトの中にあるアクセサリー用カプラーに繋ぐだけ。誰にでも簡単に作業できます。

>>キタコ

3.小物の収納場所になるだけでなく、ライディングも変えてくれるボックス

普段使いでもツーリングの時でも、モノを収納する場所はいくらあっても困りません。バッグなどを身に付けるという手もありますが、ライディング中はできるだけ身軽でいたいという人も少なくないはず。愛車の見た目もドレスアップできて、実用性も大幅アップできるのが、モトサービスエッジの「CT125ハンターカブ用センターボックス(3万5000円)」です。

10リットルというたっぷり容量なので、財布やレインウェア、工具などを入れておくのにピッタリ。キーが付いているので、バイクを離れる時も安心です。取り付けは、エンジンガードブラケットに金具を介してボルトオン。センターフレームの上に取り付けるのでニーグリップができるようになり、CT125のライディングもしやすくなります。

>>モトサービスエッジ

4.買い物も1泊ツーリングラクラク! 超スタイリッシュなトップボックス

CT125に欠かせないアイテムといえば、リアに付けるトップボックス。ユーザーの中には、コンテナボックスや牛乳配達箱などを上手に付けている人もいます。定番は、やはりアルミ製ボックス。荷物を雨風から避けられるだけでなく、防犯でも効果を発揮してくれます。

トップボックスは様々なブランドから発売されていますが、ソリッドなフォルムにそそられるのがSHAD(シャッド)の「TERRA TR48(5万3300円)」です。SHADはスペインのオートバイ用パーツメーカーで、各オートバイメーカーに純正オプションとして商品を供給。それだけに品質は抜群。

同モデルの容量は48リットルで、ロングツーリングや買い物で便利さを発揮。フルフェイスヘルメットもスッポリ入ります。ちなみに車体への取り付けには、別売りのベースプレートが必要です。

>>シャッド

5.タンデムがグッとしやすくなる延長リアキャリア

トップボックスは便利なアイテムなのですが、標準のリアキャリアに付けてしまうとタンデムのためのスペースがほとんどなくなってしまうのが泣き所。そこで使いたいのが、PLOT(プロト)の「R-SPACEリアキャリア(1万2650円)」。標準のリアキャリアに装着すると、トップボックスなどを後方にズラして装着することができます。

耐荷重は15kgなので、トップボックスを付けても余裕があります。ホールも多く開けられており、GIVIなど各メーカーのトップボックスの装着に対応(一部商品はアダプターが必要)。収納力アップとタンデムを両立させるワザありアイテムです。

>>プロト

*  *  *

CT125はマルチパーパスな性能、可能性を持ったコンパクトなオートバイ。そのままで魅力的ですが、1アイテム加えるだけでさらに使いやすくなります。1品ずつ加えていって、自分らしいカスタムをしていくのもCT125の楽しみ方。ここで紹介した以外にも、便利でスタイリッシュなアイテムがあるのでチェックしてみてはいかがでしょうか。

<文/山崎友貴>

山崎友貴|SUV、キャンピングカー、オートバイの悦楽な生活を探求し続けるフリー編集者。アウトドアライフをおくったり、旅することでそれぞれを使い倒し、その魅力とさらなる実用&快適性アップを研究している

 

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