iOS15.6.1の署名停止。iOS16からiOS15.7へのダウングレードは可能

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先週のiOS16正式版のリリースに伴い、AppleはiOS15.6.1の署名を停止しました。iOS15.6.1へのダウングレードはできなくなりましたが、iOS16からiOS15.7へのダウングレードは可能です。

iOS15.6.1の署名を停止

iOS15.6.1は、現地時間8月17日に公開されました。Appleによると、このアップデートでは、ユーザーの同意なしにアプリが任意のコードを実行できる2つの脆弱性が修正されています。なお、これらのセキュリティに関する修正はiOS16に含まれています。
 
古いiOSビルドにダウングレードすることは、iPhoneやiPadを脱獄するユーザーがよく使う手法です。今月初め、脱獄ツールの開発で知られるOdysseyチームは、iOS15を搭載したデバイス向けの脱獄ツールを開発中であることを発表しました。ただし、システムの保護が強化されたため、このツールはiOS15.0からiOS15.1.1のバージョンにのみ対応しています。
 
最新バージョンのiOSにアップグレードした後に重大なバグが発生した場合、デバイスを以前のバージョンに戻すことが役立つ場合があります。

iOS15.7の利用は可能

iOS15.6.1、もしくはiOS15.1に戻すことは容易ではありませんが、iOS16から最新のiOS15にダウングレードするチャンスはまだ残っています。何故ならAppleは先週、すぐにiOS16にアップグレードしたくないというユーザー向けに、セキュリティアップデートを含むiOS15.7をリリースしたためです。
 
iPhoneやiPadをダウングレードしたい場合は、MacもしくはWindows PCを使って行う必要があります。
 
Appleが、ユーザーに古いバージョンのiOSを使い続けられるという選択肢を提供するのは、今回が初めてではありません。
 
昨年、iOS15が公開された後、ユーザーはiOS14を使い続けながらセキュリティアップデートを受け続けることができました。しかし、同社は数カ月後に、この選択肢を廃止しています。
 
今のところ、iOS15.7がいつまで使えるのかは不明です。
 
 
Source:9to5Mac
(m7000)


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