韓国の公正取引委員会は、Appleが規定の30%以上の手数料をApp Storeで徴収しているとの報告を受け、Appleの韓国オフィスのガサ入れに踏み切ったと報じられています。
6年間で開発者への追加負担はおおよそ350億円に
地元メディアによれば、大韓民国公正取引委員会(KFTC)のAppleのガサ入れ調査は26日(月)に行なわれたとのことです。
今回のガサ入れは、モバイルゲームの開発者から、Appleは10%の税金を含めると規定の30%を超える33%の手数料を徴収しているとの報告をもとに行なわれました。
この税率は、中小企業や初年度のサブスクリプションに適用される15%の手数料にも同じように課されるため、手数料は16.5%になるとされています。
この3%の追加負担は、2015年から2020年までの間に約3,450億ウォン(約347億2,300万円)にのぼるとみられています。
他国でも税金を含めると手数料は30%超え
AppleのApp Storeでの手数料は、税金を含めるとフランスとイタリアで32.1%、トルコで35.25%、英国で31.5%になるとされています。
Appleは、現在韓国の2つの政府組織から捜査を受けていることになります。今年8月、韓国の放送通信委員会(KCC)は、Apple、Google、One Storeの3社がアプリ内決済法に違反していないかどうか精査した結果、3社とも違反している可能性があると結論づけました。
新たな調査で不正が発覚した場合、KCCは是正命令を出し、関連する商慣習の平均年間売上高の2%にのぼる制裁金を科す可能性があるとのことです。
Source:MacRumors
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-492487/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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