Appleも推進メンバーとなっているConnectivity Standards Allianceが、現地時間2022年10月4日、スマートホーム規格「Matter 1.0」をリリース、合わせて認証プログラムを立ち上げました。
Siriがさまざまなスマートホーム機器に対応
Apple、Amazon、Googleなど280社以上が名を連ねるConnectivity Standards Alliance(CSA)は、現在各社がそれぞれ提供しているスマートホーム機器とソフトウェアが、互いに互換性を持つようにすることを目的としています。
つまり現時点ではAlexaやGoogle Assistにしか対応しないスマートホーム機器が、今後はSiriにも対応するということです。
Matter 1.0のリリースに伴い、Matter規格に対応しているかどうかをテストし認証を与えるラボがオープン、Matter対応製品を開発するためのツールや参照設計、ソフトウェア開発キット(SDK)の提供も始まります。
iOS16.1でMatterに対応
なおAppleは現在ベータ版が提供中のiOS16.1において、Matterに準拠したスマートホーム機器が操作できるようにしました。
ただし現段階ではバグ修正や細かい調整が行われているようで、iOS16.1ベータ3ではいったん設定アプリからMatterインターフェースが削除されました。最新版であるiOS16.1ベータ4では、Matter対応スマートホーム機器が操作可能となっています。
米メディア9to5MacはiOS16.1の正式版リリースまでには、Matter関連のバグが修正されるだろうと予想しています。
Source:CSA via 9to5Mac
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-493629/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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