元Apple副社長のトニー・ファデル氏は、現在はAppleとは一切関係がないものの、同社の動向について意見を述べることも多い人物です。今回、ファデル氏は欧州連合(EU)がiPhoneのUSB-Cポートの搭載を強制したことに関して、自身の意見を述べました。
USB-Cポート搭載の強制は「正しいこと」
議論の発端は、あるユーザーがTwitterでファデル氏に対して「Appleが当時より高速なFireWire技術ではなく、USB 1.0を使わざるを得なかったとしたら、iPodは成功したのだろうか」と疑問を投げかけたことです。これについて同氏は、「古い規格の限界に直面し、世界がUSB-Cに収束した」と答えましたが、さらに自身の主張を続けました。
ファデル氏はEUがAppleや他のスマートフォンメーカーにUSB-Cの採用を強制することを心配しておらず、「彼らは単にAppleに正しいことをするよう強制しているだけだ 」と述べました。
And guess who was leading the team that invented the Mfi program?!? It’s time to do the right thing… period! https://t.co/p7beOHNzqE
— Tony Fadell (@tfadell) October 6, 2022
Appleは独占的との意見も
別のツイートでファデル氏は、Appleが独占的な立場をとっているから規制が起こっただけ、と述べており、企業は必ずしも社会の最善の利益のために正しいことをすることに興味があるわけではないので、消費者に有利となる何らかの規制や標準化が必要との考えのようです。
Source:9to5Mac
Photo:Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-494350/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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