2022年第3四半期(7月〜9月)のインドのスマートフォン市場において、上位5ベンダーのうち、前年同期と比較して出荷台数を増やしたのはOPPOのみであったことが、調査会社Canalysの調べで明らかになりました。
またインドでは最新モデルのiPhone14シリーズよりもiPhone13シリーズのほうが売れていると同社は報告しています。
上位5社で前年同期比プラスはOPPOのみ
インドの2022年7月〜9月期のスマートフォン出荷台数は4,460万台で、前年同期の4,750万台から6%減少しています。
同期において市場シェアトップだったのは、920万台を出荷、21%のシェアを獲得したXiaomiですが、前年同期と比べると出荷台数は18%も減少しています。
そのほか、2位のSamsung、3位のvivo、5位のrealmeも軒並み出荷台数を減らしており、前年同期比でプラス(14%増)となったのは4位のOPPOのみでした。
エントリーレベルの売上は低迷
Canalysによると、インドにおいて今年はエントリーレベルの安価なスマホの売上は低迷、一方でミッドレンジ〜ハイエンドスマホが売れているとのことです。
ミッドレンジでは、OPPOのOnePlus、vivoのiQOOの2ブランドが特にオンラインで売れ行きを伸ばしました。
iPhone13シリーズが人気
Canalysが「ウルトラプレミアム」と位置付ける高価格帯では、新モデルの発売に伴う旧モデルの値下げで、旧モデルの売上が好調とのことです。
SamsungはGalaxy Z Fold3およびGalaxy S22シリーズの大幅値引きを行っています。
またAppleもiPhone14シリーズの発売に伴いiPhone13シリーズの値下げを実施、iPhone13シリーズ人気がiPhone14シリーズを上回っているとCanalysは伝えています。
Source:Canalys via GSMArena
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-497762/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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