Appleは2025年までに、全てのパッケージからプラスチックをなくすという目標を掲げていますが、同社の環境・社会政策担当副社長であるリサ・ジャクソン氏は、その計画の進捗状況を明かし、新しいiPad Proのパッケージの99%が繊維でできており、完全に生分解性であることを強調しています。
2015年に森林を購入
Appleは2015年、環境保護団体の「The Conservation Fund」と提携して、米メイン州とノースカロライナ州の36,000エーカー(約146平方キロメートル)の森林を購入しました。この取り組みの目的は、持続可能な形で製品のパッケージで使用される素材を確保し、プラスチックの使用量を削減することにあります。
今回、ジャクソン氏は自身のTwitter上で、新しいiPad Proのパッケージで、全てのパッケージからプラスチックを完全に取り除くという同社の計画が、どの程度進んでいるのかを明らかにしました。
私たちは2025年までに、パッケージからプラスチックをなくすことを目標としています。そのため新しいiPad Proのパッケージには、持続可能な森林から産出され、100%生分解可能な繊維を99%使用したものを採用しています。
なお、ジャクソン氏は、iPad(第10世代)で繊維ベースのパッケージが使われているとしたら、その割合はどの程度なのかについては明言しませんでした。ただし、Appleのプレスリリースには、iPad(第10世代)のパッケージの97%が繊維ベースであると記載されています。
We’re working to remove all plastic from our packaging by 2025. That’s why the new iPad Pro has 99% fiber-based packaging, which comes from sustainable forests and is 100% biodegradable. https://t.co/97bKH2xs4S
— Lisa P. Jackson (@lisapjackson) October 26, 2022
Source:lisapjackson/Twitter,Apple(1),(2) via AppleInsider
(m7000)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-499249/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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